《のろいとテラーの
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のろいとテラーの贈り物 UC 闇/火文明 (4) |
呪文 |
自分のクリーチャー1体を破壊する。そうした場合、相手のパワー3000以下のクリーチャー1体を破壊し、カードを3枚引く。 |
DMPP-08で登場した闇/火の呪文。
デュエル・マスターズ プレイスのゲームオリジナルカード。
自分のクリーチャーを1体破壊することで火力除去と手札補充を行う呪文。
単にバニラを破壊した場合でも、(失う手札+自分の場のクリーチャー=2枚の損失):(相手の場のクリーチャー+得られる手札=4枚の利得)で2:4交換、2枚分のアドバンテージになる。
《トリプル・ブレイン》はコスト5で1:3交換、これも2枚分のアドバンテージになるため、それより1マナ軽いことを考えるとコストパフォーマンスはかなり良い。
そのまま使っても悪くないが、pigと組み合わせてこそ真価を発揮する。
デザイナーズコンボである《封魔魂具バジル》をコストにすれば、追加で3000火力と1枚のセルフハンデスが加わり2:6交換という凄まじいアドバンテージを獲得できる。
しかし、実際はそう都合よく働くとは限らない。
まず、相手がパワー3000以下を1体も出してないとこの呪文で発生する火力で得られるアドバンテージが0になる。
《バジル》と組ませた場合、pigでの火力は過剰なせいで、獲得アドバンテージが1つ減ってしまうことも多々ある。
また、《バジル》や《電磁傀儡ポワワン》と組み合わせた場合、セルフハンデスのメタであるマッドネスでキレイにカウンターされてしまう。
相手が速攻系統の場合にこの呪文を使う場合は手札が無駄に溢れるだけになりやすく、除去としてのコストパフォーマンスは《グシャット・フィスト》などに劣る。
ドローソースとして運用する場合、《邪魂創世》と比較すると強制効果の火力が邪魔になるケースもある。《血風戦攻リドロ》や《無頼剣兵ドラグイノセント》など強力なpig持ちクリーチャーを破壊せざるを得ない盤面での使用には注意が必要である。
最大出力こそは間違いなく高い呪文で間違いないが、状況次第で効果の一部分がロスになったり、逆に利敵行為になってしまうことが弱点といえる。
バニラをコストにした場合でも《トリプル・ブレイン》よりコストパフォーマンスが高いのだから、cipを使い終わったクリーチャーに使ってももちろん損にはならない。
環境にマッドネスが多いようなら、セルフハンデスが発生する《封魔魂具バジル》や《電磁傀儡ポワワン》を避けて、《アクア・ハルカス》や《幻緑の双月》などをコストにすることを考えたい。