《アクア・ハルカス》 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

《アクア・ハルカス》

DM-01で登場した代表的な水のリキッド・ピープル。

キャントリップの代表格であり、序盤から手札を減らさずにクリーチャーを並べられるのは利便性が高く、登場時から長い間使われ続けていた。

リキッド・ピープルの3コスト枠は《アクア・スーパーエメラル》や《アクア・アナライザー》、《電脳聖者タージマル》など激戦区だが、それらに負けない実力を持つカード。

リキッド・ピープルの種族デッキにはもちろん、【青赤緑ビートダウン】系列のデッキにも良く採用された。攻撃できるクリーチャーが残るため、多くの水のドローカードの中でもビートダウン向きな1枚。

ただし、【リキッド・ピープル】では1マナ軽い《アクア少年 ジャバ・キッド》や、マナ武装3で完全上位互換となる《アクア操縦士 ニュートン》などの後輩に出番を取られがち。

種族や青単にこだわらないデッキでリキッド・ピープルを使いたいならば、このクリーチャーにも活躍の機会はあるだろう。

• DM-27で登場した同型再販である《クゥリャン》との入れ替えで、2008年4月15日より殿堂入りとなった。
  • リキッド・ピープルは主に攻撃的な種族であり、ドローを担当するのはサイバーロードやサイバー・ウイルスである、という位置づけにしたかったのだろうか。もしくは、3コスト2000でcip1ドローを8枚積み体制にさせたくなかったのだろう。
  • コストパフォーマンスはいいものの、他の水のドローソースほど飛びぬけた性能ではないため、当時から殿堂入りが疑問視されていた。DMD-17で再録された際も1枚収録であり、殿堂入り解除はしばらくない物と思われた。
  • だが、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》が2015年に初めてプレミアム殿堂を解除され、続く2016年2月1日付で、このカードの殿堂解除が決定した。しかし、殿堂入りしている間に様々な同型再販や調整版が数多く出ており、遅すぎた殿堂解除と言えるだろう。
  • 殿堂解除後の革命ファイナル環境ではより軽く《蒼き団長 ドギラゴン剣》のファイナル革命先が務まる上にマナ基盤にもなる《タイム1 ドレミ》や《熱湯グレンニャー》がキャントリップ獣の主流となり、このカードは全く見かけなくなった。

• のちにスペックの近い調整版や同型再販が多く登場した。具体的なカードは前述のものも含めて以下の通り。墳墓避けのために同時投入するのもいいだろう。

  《電脳 ハルカス-1》	ディスタス版。ササゲールを使わない場合相互互換となる
  《アクア操縦士 ニュートン》	マナ武装版。青単では完全上位互換となる
  《アクア・シャークス》	pig版
  《ガガ・ピカリャン》	光・サイバーロード版
  《ツタンカーネン》	無色・ジョーカーズ版
  《熱湯グレンニャー》	火との多色版
  《電脳無頼コバルト・ハルカス》	自然との多色版
  《デュエマ・ボーイ ダイキ》
  《電脳悪夢ルカスレイ》	闇との多色版
  《タイム1 ドレミ》	光との多色版
  《アルファゴリラー》	バズレンダ版
  《コバヤシ・ジアマリン》	自己バウンス持ち

• 有能なカードにもかかわらず長い間再録されていなかったが、登場してから約9年後のDMD-02で初めて再録された。

• ドラゴン・サーガ期の殿堂ゼロデュエルでは、《英知と追撃の宝剣》、《無双竜機ボルバルザーク》や《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》、《勝利宣言 鬼丸「覇」》といった、環境を荒らした強力なカードが並ぶ中《アクア・ハルカス》がセンターに描かれている。
  明らかに他のカードたちと比べるとカードパワーが高くないことから、公式からもネタにされていることが分かる。

• DMEX-08版のテキスト欄の背景には「人狼ゲーム」の役職が書かれており、同弾のカードとあわせて「人狼ゲーム」が行えるようになっている。このカードは「村人」である。

• 漫画「FE」ではS (シズカ)が黒城 凶死郎戦で使用。《悪魔神バロム》を召喚された次のターンに《ミント・ミラージュ》と共に召喚したが、更に次のターンに《悪魔神ドルバロム》を召喚され、cipで破壊された。

• アニメ「デュエル・マスターズ」では切札 勝舞が邪藩 牛次郎戦で使用。返しのターンで《一角魚》に戻された。他にも三国や黄昏 ミミが使うなど、シリーズ全体で度々登場している。

• 漫画「Duel Masters Rev.」にて、水元 恭平が実体化させ、未来戦で使用。フレーバーテキストにもある「液体を操る」能力で、愛実を水球に閉じ込めた。
  また実際のデュエルでは、シールドをブレイクした後、未来の《クゥリャン》に殴り返されて相打ちとなっている。連載時では殿堂入りのこのカードが2枚確認されるというミスがあったが、単行本で修正された。

• 名前の由来は鎌のように反り返った刀身を持つ剣、ファルクスだろう。
  ファルクス(Falx)はラテン語で「鎌」を意味する。

• デュエル・マスターズ プレイスではBASICに収録。ドローは強制効果に変更された。

関連カード

• 1ドロー（または1枚手札に加える）「ハル○○」
  • 《アクア・ハルク》
  • 《ハルク・クロウラー》
  • 《遥か寸前(ハルカス・レンジ) ヴィブロ・ブレード》
  • 《電脳無頼コバルト・ハルカス》
  • 《連唱 ハルカス・ドロー》
  • 《サイバー・GG・ハルク》
  • 《アクア・ハルフォート》(ゲームオリジナルカード)
  • 《電脳 ハルカス-1》

• 《アクア操縦士 ニュートン》
• 《アクア・ヒルズ》
• 《AQvibrato》
• 《ヨビニオン・ハルカス》

• 《貝獣 ホーラン》
• 《禁断W エキゾースト》
• 《封魔アガシオン》
• 《虹を架ける者 スカイピース》

• このクリーチャーが描かれているカード
  • 《連唱 ハルカス・ドロー》
  • 《アクア・サバイテイク》

• DMEX-08の「人狼ゲーム」カード
  • 人狼：《極・龍覇 ヘルボロフ》
  • 村人：《アクア・ハルカス》
  • 易者：《転々のサトリ ラシャ》
  • 霊媒：《霊騎コルテオ》
  • 狩人：《燃える漢魂「四つ牙」》
  • 異人：《龍覇 サソリス》

相互互換

フレーバーテキスト

• DM-01、BASIC
  リキッド・ピープルは液体を自在に操る。彼らにとって、水は鎧であり剣である。
• DMD-02、DMPD-01
  チャンスを物にしろ！それが切り札を引き当てる鍵！　――アクア・ハルカス
• DMD-17
  「龍素」はドラゴンの中だけでなく、様々なものの中に存在している。それらを抽出するための計算式が、龍程式である。
• DMX-20
  ドローして後続を補給して息をもつかせぬ猛攻をみせるっちゃ！さすが殿堂カードだっちゃ！
• DMR-20
  S級侵略者を失ったギュウジン丸は最終侵略ウイルスを持って「禁断の世界」へと向かった。しかし、そこにはふたりのドギラゴンがいるのだ！

収録セット

デュエル・マスターズ

• illus.Eiji Kaneda
  • DM-01 第1弾（80/110）
  • DMD-02 「スタートダッシュ・デッキ　水＆闇編」（10/15）
  • DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」（11/14）
  • DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命＆侵略〜」（55/68）
  • DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」（247/???）
• illus.HIRO”WO”NORI
  • DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」（51/70）

デュエル・マスターズ プレイス

• CV:水中雅章
• illus.Eiji Kaneda
  • BASIC
• illus.HIRO”WO”NORI
  • DMPD-01「聖霊王降臨」(PR)

参考

• リキッド・ピープル
• キャントリップ
• cip
• ドロー

• 殿堂入り→殿堂解除