【超神星DOOM・ドラゲリオン】《超神星DOOM・ドラゲリオン》の専用デッキ。
主要カードフィニッシャー
その他共通候補カード
【青黒DOOM・ドラゲリオン】青黒の墓地肥やし基盤と《滅亡の起源 零無》を利用した型。《滅亡の起源 零無》がないことに目を瞑ればオリジナルでも組める。
このデッキの回し方手札交換や墓地肥やしで準備を進めつつ、零龍星雲のリンク条件を満たしていく。 準備が出来次第《闇王ゼーロ》を代替コストで唱え、《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》を呼び出す。この時、《一なる部隊 イワシン》の墓地送り時能力と《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》の山札削りを合わせて山札残り1枚まで減らすこと。その後、余ったマナで《超神星DOOM・ドラゲリオン》を召喚し、進化元として《一なる部隊 イワシン》を重ねる。 最後に《超神星DOOM・ドラゲリオン》のメテオバーンで《一なる部隊 イワシン》を墓地に置き、《水上第九院 シャコガイル》をリアニメイト。《一なる部隊 イワシン》の手札交換効果で山札を0枚にしてエクストラウィン。 もし《水上第九院 シャコガイル》が盾落ちした場合や《一なる部隊 イワシン》の効果を十分な回数使えず《水上第九院 シャコガイル》のエクストラウィンを達成できない場合は、《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》で並べてワンショットするプランを実行しよう。《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》で極限まで山札は削れているはずなので、2コスト手札交換クリーチャーを連打して置換効果で一気にリアニメイトすることでワンショットプランが取れる。並べている間に《闇参謀グラン・ギニョール》などの汎用除去で相手盤面を処理することができ、召喚酔いが解除されるまでの間に出されると厄介なスピードアタッカーも《暗黒鎧 ザロスト》のようなブロッカーや《墓地の儀》だけ残して零龍卍誕を構えることで対処可能。 長所アドバンスの場合、最速3ターンで《シャコガイル》を発射する事も可能であり、この手のコンボデッキとしてはかなりの速度を誇る。 様々な角度から《闇王ゼーロ》を早期に詠唱できるため、手札が多少悪くとも勝ちに行ける。仮に《ゼーロ》を引けなくとも、墓地さえあれば《DOOM》で強引に詰めに行くプランも取れるため他の【闇王ゼーロ】に比べると手札事故時でもできる事が多い。 《とこしえの超人》は一見厄介だが、そちらの能力を逆用してマナを増やせば、《「敬虔なる警官」》での除去やロック、ムゲンクライムによる展開からの《ジョルジュ・バタイユ》でのリソース大量確保で一気に打開できるので、そこまで問題はない。 短所《闇王ゼーロ》との兼ね合いで手札、盤面がギリギリになりがちなので、【青黒緑有象夢造】のように序盤から除去、ハンデスを放つデッキには弱い。多少なら《墓地の儀》によるメタ除去と《DOOM》によるごり押しが効くが、《若き大長老 アプル》を複数体並べられるような状況は返しにくい。 《禁断竜王 Vol-Val-8》を使った青黒ワンショット型の場合、《超神星DOOM・ドラゲリオン》本体の肉体面が案外信用しづらい。例えば、《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》を装備した《最終龍覇 グレンモルト》であっさり相討ちを取られるため、【5色グレンモルト】対面ではコスト踏み倒し呪文からのカウンターが怖い。除去耐性もないので猶更である。相手のS・トリガーの捲り運次第では《禁断竜王 Vol-Val-8》で追加ターンを獲得しても油断ならない。 【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】リソース確保に長けた青黒緑基盤で組まれるオリジナル仕様の型。
このデッキの回し方マナブーストとサーチで準備を重ね、手札とマナが整ったら《ナウ・オア・ネバー》で《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》を呼び出し、青黒型同様にフィニッシュを目指す。 長所豊富なサーチとマナブーストのおかげで、安定して4ターンキルが狙いやすい。 よしんば早期決着を狙えなくとも、マナが伸びるので《CRYMAX ジャオウガ》などを素出しするプランも取りやすい。 短所この色の強力な初動には呪文が多く、クリーチャーの枠がカツカツになりがちで、青黒型以上に《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》を出せるかに《DOOM》を早期着地できるかがかかっている。 早くても4ターン、順当なところで5ターンはフィニッシュまでにかかるため、【我我我ブランド】のような速攻デッキにはS・トリガーやG・ストライクへの御祈りゲーとなる。4ターンキルが安定する安全な詰めを伴うコンボデッキは基本的に最速で動かれないことを祈るしかない。 【絶望神サガループ】《絶望神サガ》2枚で無限に墓地肥やしが可能になるコンボを利用し、《超神星DOOM・ドラゲリオン》を早期着地させる型。 環境においてDM22-EX1からDM22-BD1にかけては、アドバンスでは青黒型を、オリジナルでは青黒緑型を中心に、それぞれ一定数チャンピオンシップで上位入賞している。 DM22-EX2からDM23-EX1にかけては《絶望神サガ》の無限墓地肥やしで起動する型が主流であったため、【DOOM・ドラゲリオン】といえば各種【絶望神サガループ】(青黒サガ、青黒緑サガ)と同義であった。墓地肥やしで山札を削った後、《DOOM・ドラゲリオン》で《水上第九院 シャコガイル》等を踏み倒しそのままワンショットキルを決めるのが主な戦術。メテオバーンで捨てた《一なる部隊 イワシン》の能力でそのまま最後の1枚をドローするコンボも存在したが、そちらの殿堂入りにより非実用的なコンボになった。また同じタイミングで《ダンディ・ナスオ》がプレミアム殿堂入りしているが、そちらへの依存度は低いのでデッキの存続に影響はなかった。 『超CSⅥ in群馬』ベスト16に青黒緑型が残っていた。《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》と《奇天烈 シャッフ》でフィニッシュする型であったが、時に《ボン・キゴマイム》と《同期の妖精》で雑にカウンターをケアするプランもあった。そのようなこともあってDM23-BD4・DM23-BD5・DM23-BD6・DM23-BD7最終週末には青黒緑型の入賞が散見された。DM23-EX3期に入っても一定数の入賞が見られる。アドバンスでは《復活の祈祷師ザビ・ミラ》で《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》を完成させることでオリジナルよりキルターンを高めて詰め性能を上げる型もある。 2024年3月末には《不敵怪人アンダケイン》や《樹占の風》を便利屋枠に入れ、《大樹王 ギガンディダノス》をフィニッシャーの1体に据えたフシギバース型も結果を出した。《飛翔龍 5000VT》や《樹食の超人》のような自己コスト軽減持ち、《流星のガイアッシュ・カイザー》のような《大樹王 ギガンディダノス》に有効なコスト軽減を持った手札誘発など、様々な角度からフシギバース元を用意することができ、見た目以上に取り回しが良い。 『DMGP2024-1st』Day1個人戦(アドバンス)で青黒緑型が3位入賞の実績を残した。《13番目の計画》2枚採用型で、隙あらば《機怪人形ガチャック2》や《忍蛇の聖沌 c0br4》でカウンターを狙う構築で、《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》と《復活の祈祷師ザビ・ミラ》、《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》をループさせて《ツタンメカーネン》でフィニッシュするのが主な勝ち筋の1つであった。Day2の3人1チーム戦(オリジナル)では、本戦進出の64チーム192人中6人が使用と【白青赤ゴスペル】と【青魔導具】に並んで予選実績8位タイ。 その後も《復活の祈祷師ザビ・ミラ》+《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》型がアドバンスで一定数使われる。ループしなくとも雑に《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》で《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》を呼び出しつつ打点を並べてワンショットするだけでも強い。 また、グランプリで《雪溶の鎖/堕牛の一撃》が使用されたのを機に、適当なリソース系を《雪溶の鎖/堕牛の一撃》の呪文側で砕くことで手札補充しつつ厄介な【黒緑アビス】のマッハファイター群の起点になるのを防ぐ青黒緑型が見られるようになった。《樹占の風》によって盤面をマナ送りしたりマナ回収をしたりすることでcipを使い回す型、《暗黒鎧 ダースシスK》でマッハファイターの的を消しつつ墓地を効率よく稼ぐ型も同様の経緯で流行。《樹占の風》のフシギバースと《暗黒鎧 ダースシスK》の代替コストを、手札と自然マナが許す限り延々と使い回す再利用ループ[1]も存在する。グランプリ終了後にはまた、《埋葬の守護者ドルル・フィン》を《雪溶の鎖/堕牛の一撃》の呪文側で砕く候補にした型、溜めるプラン兼回収手段で《巨進の超人》を使って打開する型も確認された。 グランプリ前後で単色マナの確保のために《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》1枚を《終末の監視者 ジ・ウォッチ》に入れ替えた青黒緑型が散見されるように。隠し味として《卍月 ガ・リュザーク 卍/「すべて見えているぞ!」》を1枚積みした型が見られるが、クリーチャー側をワンショット失敗時の保険に使うのは当然のこと、呪文側もギリギリ手打ちできるため同様に利用価値がある。中には打開札として両側重視で《邪騎 スベルニル/「我が愛馬よ!!」》を採用した型も。 総じて、グランプリが切っ掛けで無数の型が開拓されたと言える。 『超CSⅦ in横浜』(オリジナルでの3人1チーム戦)では予選突破のベスト128の384人中5人が使用。 DM24-BD1・DM24-BD2発売日には、テンプレパーツの《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》4枚に加えて通常採用されない《ブラッディ・タイフーン》を4枚投入し、同じく4枚積みの《俺神豚 ブリタニア/「カツキング、俺とお前の勝負だ!」》の呪文側でカウンターを狙う変則の青黒緑型を1人使用したチームが、52チーム参加のオリジナルの3人1チーム戦チャンピオンシップで準優勝。同大会3位チームには、《超神星DOOM・ドラゲリオン》での呼び出し先として地道なマナブーストからの素出しも考慮して《悪魔龍 ダークマスターズ》と《マキシマムザ亮君(暴天覚醒MAXIMUM神羅曼象)》を各1枚積みとした型が確認された。この時期には【速攻】対策として《異端流し オニカマス》や《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》が3枚以上まとまった数積まれるケースが目立つようになった。【白黒赤ファイアー・バード】対策として《∞龍 ゲンムエンペラー》を1枚挿すか、あるいは【ヘブンズ・ゲート】系統対策として《古代楽園モアイランド》を1枚挿しておく型も散見される。 DM24-RP3で《逆転の影ガレック》を獲得。極論フィニッシャーが墓地に無くとも《逆転の影ガレック》を呼び出してウィニーを並べて雑殴りするというサブプランもある。 『DMGP2024-2nd』Day1のアドバンス部門では【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】括りで予選突破のベスト128進出者3人を記録したが、本戦ではベスト8入りを逃している。 参考タグ:
[1] 《樹占の風》のフシギバース対象に《暗黒鎧 ダースシスK》を選び1マナで召喚、すぐにその《ダースシスK》をマナから回収。《ダースシスK》の代替コストで《樹占の風》を墓地に送ればループ成立。手札1枚を捨て1マナを払うことで、1枚の墓地肥やしができる。 |