フェニックス属するクリーチャーのほとんどが進化クリーチャーであり、またその大部分が進化Vや進化GVによって複数の進化元を要求するという、超大型の種族。その分ド派手な能力を持ち、レアリティも高くなる傾向にある。 進化元の重さや汎用性の低さから、一部を除けば環境での活躍は乏しいが、デザイン人気は高く、デュエル・マスターズの花形種族の1つであり、背景ストーリー上でも重要な存在。 姿かたち及び命名ルールは型(後述)によって異なり、不死鳥型は漢字の冠詞の後に「〜・フェニックス」、惑星型は、小型の「〜彗星アステロイド・〜」、大型の「超神星(惑星や天体に関連する言葉)・〜」などが代表的。
ほぼ全てが実質進化元を2体以上要求するため、運用は究極進化にも並ぶ難しさを誇る。しかし、その分性能はオーバーキル気味なものが多く、派手で強烈な能力を持っている。必然的に、デッキに投入される場合コンセプトの中心に位置することになる。 フィニッシャーに位置する種族だけあってサポートカードも豊富で、いかにフェニックスの運用性・性能を高めていくかが構築のカギとなる。特にDMX-21で登場した《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》により、長年ネックとなっていた場に大量の進化元を要求する点がある程度改善された。これは単純に出しやすくなっただけでなく、除去された時のディスアドバンテージを大幅に軽減できるようになった。 聖拳編や不死鳥編の頃に比べると、召喚の難易度は大分下がっている。大型種族ならではの派手さを求めるならば、フェニックスをコンセプトにしたデッキを組んでみるのもいいだろう。 また、戦国編からは、素でバトルゾーン以外の場所から進化元を要求するフェニックスが登場しており、出しにくさを改善するばかりでなく奇襲性を得た例もある。性能・運用性共に良好であり、様々なデッキへの投入が検討できる。こうした経緯もあって、コンセプトデッキ以外でもフェニックスを見る機会は増えつつあるようだ。
フェニックスの変遷フェニックスが初登場したのはDM-12。当初はナーガ、セイント・ペガサス、スターノイドと並ぶ五大王固有の種族として登場。ただしこの中でフェニックスだけは《暗黒王デス・フェニックス》・《太陽王ソウル・フェニックス》と共用の種族になっており、さらにDM-13にて『第6の王』《龍炎鳳エターナル・フェニックス》が加わる。 不死鳥編では、DM-19でハイブリッド種族を進化元とする進化GV持ちのフェニックスが各文明に登場。その後も進化GVをメインとして点々と登場する。また、これらのフェニックスの目玉能力としてメテオバーンが登場。
これ以降もフェニックスはたびたび登場し、そのたびに『不死鳥型か惑星型か』は考察の材料となった。 DMX-21でフェニックスを持つ呪文《フェニックス・ライフ》[1]、非進化やクリーチャー以外にもフェニックスを種族追加できる《ユニバース・ラピア》が登場。 DMRP-15で初の非進化フェニックスである《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》が登場。
枠について一部のフェニックスはイラストの枠が鳥の姿をかたどった特別な形状になっている。 枠を与えられる条件の考察
関連カードフェニックスに関連する効果を持つカード太字はクリーチャーでないフェニックスも参照可能。
進化フェニックスに関連する効果を持つカードフェニックスを進化元とするカード主なフェニックス各種専用デッキを参照すると良い。 参考タグ:
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