《ウツセミ童子(どうじ)

ウツセミ童子 R 闇文明 (8)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 3000
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
このクリーチャーは攻撃できない。
<鬼タイム>このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

DMRP-14で登場したデモニオ/鬼札王国

通常時は攻撃自体が不可能なパワー3000のブロッカーに過ぎず、とてもコスト8のS・トリガーとしてふさわしいスペックとは言えない。
《トリガ・トリカマ》と見比べればその貧弱さは明らか。

しかし鬼タイムが発動すると、離れた時《インフェルノ・サイン》に近いリアニメイト効果を発揮する。しかもあちらと異なり進化も出すことができる。

墓地は公開領域であるため、あらかじめ大型クリーチャーを墓地へ送っておくことで相手に攻撃を躊躇させることができる。
「バトルゾーンを離れた時」に発動するため、バウンスなどの除去に対しても強い。対面した場合は封印タップブロックされない能力などですり抜け、なるべく放置するのが懸命か。

ネックとなるのはやはりその能力の受動性。攻撃できないデメリットにより殴り返しで自発的に能力を起動することができず、《ポクタマたま》《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》などの墓地メタにも弱い。
構築の際は牽制に用いつつも、《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》《腐敗勇騎ドルマークス》などの除去に巻き込むことで、能動的に能力を起動することもできるようにしておきたいところ。

  • イラストでは体の一部が赤くなった鬼型クリーチャーが描かれている。イラストレーターKIYA氏によると、戦況に応じて体が白い通常形態から赤い攻撃形態に変化するという設定を想定して描いたとのこと。

関連カード

収録セット

参考