《メガ・ブラスター》
メガ・ブラスター R 火文明 (2) |
呪文 |
自分の手札から好きな枚数を選び、自分の墓地に置く。その後、その枚数と同じ数の自分のクリーチャーをバトルゾーンから選ぶ。このターン、選ばれたクリーチャーは「W・ブレイカー」を得る。 |
DM-04で登場した火の呪文。
捨てた手札の数だけ、自分のクリーチャーにW・ブレイカーを付加することができる。
たったの2マナで複数のクリーチャーにW・ブレイカーを付加できる可能性を秘めているため、登場当時は注目された。
《冒険妖精ポレゴン》が【赤緑速攻】に参入した頃のカードプールでは、2ターン目までにコスト1クリーチャーを3体出して事前に1ブレイク入れれば、3ターン目マナチャージ無しからこれを唱えることで後攻3ターンキルが当時実現できた。
だが、ハンドアドバンテージが重要であるという認識が強まると、+2マナだが更に強力な《スネークアタック》のほうが使用されるようになり、一気に影が薄くなってしまった。
使うとするなら墓地を利用するビートダウンデッキか、強力なドローソースを積んだビートダウンデッキだろう。
- 手札を減らしつつ打点を増強できることから《“轟轟轟”ブランド》の効果が判明した時点で注目を集めた1枚。しかし「無理に《“轟轟轟”》を早出しする必要が無い」「手札を捨てるので後続が途切れる」「そもそも赤単ではこれを最速で唱えてもその頃には大して打点が並んでいない」などの欠点ばかりが目立ちほとんど採用されることはなかった。
- 好きな手札を墓地に置く事ができるので、火としては珍しく墓地肥やしとしても使える。しかし、効果の性質上このカード自体がエンドカードとして機能してしまう事も少なくはなく、そこから更にコンボに繋げるのはオーバーキル気味である。
収録セット
参考