天井院(てんじょういん)さま/床弾坊(ゆかだんぼう)

天井院さま P 光文明 (10)
クリーチャー:ヒューマノイド 1000
S・トリガー
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに、表向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。
自分のシールドゾーンに表向きのカードがあれば、このクリーチャーに「ブロッカー」を与える。
床弾坊 P 火文明 (3)
呪文
相手の墓地にあるカードの枚数以下のコストを持つ、相手のクリーチャーを1体、破壊する。その後、相手は自身の墓地を山札に加えてシャッフルする。

DMEX-08で登場したヒューマノイド呪文ツインパクト

クリーチャー面は自分のシールドゾーン表向きカードがあればブロッカーになり、破壊置換効果表向きシールドにもなるS・トリガー

表向きのカードがある状態なら、チャンプブロックしつつ自身もシールドに潜り、S・トリガーで再び登場するという粘り強い動きが可能。これだけで2打点を防御できる。
通常ならシールドに潜った時点で表向きのカードがあるシールドを先に狙われてしまうが、これを回避してシールドを延々と守り続けるコンボが複数存在する。例えば、

など。
コンボとしては手軽なものが多いため、複数のパターンを狙ってもいい。

コストに対してパワーはかなり低いが、むしろ中途半端に高いパワーでない分上記のようなチャンプブロックを狙いやすい利点がある。
むしろバトルに勝ってしまうと、ブロックを組み込んだ防御ループであればそこで止まってしまう。この点で、置換効果を持つの中でも《無敵城 シルヴァー・グローリー》は強制的にバトルに勝ってしまうため、同じながら相性が悪い。

ただ、破壊以外の除去を受けると弱い。
コストが10と非常に高いのでバウンスを食らうと非常に辛く、またコスト参照のコスト踏み倒しメタにも引っかかりやすい。

呪文面は相手の墓地の枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体破壊し、さらに墓地のカードをリセットさせることができる。

コストに対して効果は強力で、青天井の除去性能と墓地利用メタを同時に発揮してくれる。
しかしながら、除去の威力は相手依存な上、一度打つとその威力の種を自身でリセットしてしまうため、除去としての性能は不安定である。少なくとも何度も使いまわせるタイプのものではない。
色からしても、相手のカードを積極的に墓地に落とすのは必ずしも得意ではない。
あくまで墓地利用メタを第一として運用し、除去はオマケと考えた方が良いだろう。

総合的に見て、どちらも癖のある性能である。幸いツインパクトであるため、状況に応じての使い分けが肝心となる。

  • クリーチャー面のコストから《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》の能力でハズレにならないという利点もある。呪文面は軽量墓地利用メタなので、採用を考慮する価値はありそうである。
  • 天井院さまも床弾坊も「なんと!でんぢゃらすじーさん」からのゲストである。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考