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天門の精霊ヘブンズ P(VR) 光文明 (8) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド 9500 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光の、「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 |
DMD-32で登場したエンジェル・コマンド。
《ヘブンズ・ゲート》を髣髴とさせるカード名の通り、手札から光の非進化ブロッカーをコスト踏み倒しするcipを持つ大型ブロッカー。
《ヘブンズ・ゲート》と同じ範囲のコスト踏み倒し能力で、かつ自身がその能力の対象であることから、「出したいブロッカーにオマケでついてくるW・ブレイカー持ちブロッカー」のような感覚で使える。
収録デッキのDMD-32ではプッシュされている戦略の柱とも言える。《ヘブンズ・ゲート》から《天海の精霊シリウス》《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》と同時に出すだけでもその場で5打点を生成できるほか、《知識の精霊ロードリエス》でノーコストでクリーチャーの残る手札調整として扱ったり、《聖霊王アルファリオン》のG・ゼロに近づいたりと、単にエンジェル・コマンド1体が踏み倒せるだけでもその恩恵は非常に大きい。
対抗馬としては《真実の名 タイガー・レジェンド》が挙げられる。あちらはガチンコ・ジャッジに1回勝った時点でこのクリーチャーと同等の性能を発揮し、さらに勝ち続けると豪快なコスト踏み倒しが可能。DMD-32をさらに大型ブロッカー寄りに調整する場合はあちらにお株を奪われてしまう可能性も十二分にあり得る。
こちらはガチンコ・ジャッジせずとも安定して1体踏み倒せる点が強み。能力では大型のブロッカーを出したいが、下準備のためのカードも多く積みたい場合や、同じくオマケ的役割を持つ《巡霊者ウェビウス》などを使いたい場合はこちらを優先しても良いだろう。
後に登場した《闘門の精霊ウェルキウス》はcipまたは自分のクリーチャーがバトルに勝った時にキャントリップと光以外や進化ブロッカーも出せるがコストが1重くパワーも低くなっている。
もちろんいずれも展開に特化したクリーチャーであるため、同時に投入して互いにコスト踏み倒ししても強力である。
登場から革命ファイナル辺りまでは【白青天門】で使われることがあり、チャンピオンシップ優勝実績もある。
しかし元々《歴戦の精霊龍 カイザルバーラ》で事足りるケースも目立ち、そちらの5枚目以降、もしくは墳墓避けのような立ち位置であった。
そして《闘門の精霊ウェルキウス》が登場すると世代交代となった。
さらにDM24-RP1にて《光開の精霊サイフォゲート》が登場、特に理由がなければS・トリガーを持つそちらが優先される。
Q.バトルゾーンに自分の《雷鳴の守護者ミスト・リエス》が1体いる状況で、自分は《天門の精霊ヘブンズ》をバトルゾーンに出しました。《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の「出た時」の能力で引いたカードが光のブロッカーだった場合、それを《天門の精霊ヘブンズ》の「出た時」の能力でバトルゾーンに出せますか?
A.はい、待機中の効果は好きな順番で解決することができるので、先に《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の効果を解決した後《天門の精霊ヘブンズ》の効果を解決できます。
引用元(2020.10.23)