神王(しんおう)マクベス》

神王マクベス R 自然文明 (6)
クリーチャー:ゴッド/オリジン 6000+
W・ブレイカー
G・リンク《神王タイタス》の左横、《神王オセロー》の上側
このクリーチャーが4体神になった時、ゴッドを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに置いてもよい。

DM-34で登場した自然ゴッド/オリジン

神王が完成したときにマナゾーンからゴッドを出せる」という能力を持つ。

マナゾーンから出したいだけなら《大地と永遠の神門》を使えばよく、そちらでコスト踏み倒しができない8マナ以上のゴッド(《破壊神デス》等)を出して一斉攻撃を狙うというのも、4体神完成の労力に見合った効果とは言い難い。
一応神王は「リンクが完成し切らなくても勝てる」という設定なのでオマケとして見ておくべきか。

他のカードとの相性

上述の通り、単にゴッドを踏み倒すだけなら他のカードでも代用できることが多い。
ところが、完成した神王《蒼世神 ADAM》進化させれば、既に4枚のカードが《ADAM》の下にあることになる。
そのまま普通に進化した《創聖神 EVE》(下には1枚のカード)とリンクすれば、計5枚のカードが下に集まるので即時メテオバーンが可能となる。(これはデザイナーズコンボだと思われる)
しかし、お互いのが合わないために4色必要だったり、神王を完成させる横で《創聖神 EVE》を完成させる必要があったりと、このコンボを決めるのはなかなか難しそうである。《ADAM》《EVE》を両方揃えるコンボを現実的に実現するには、後述の《名も無き神人類》と組み合わせるのが手軽だろう。

また、シンプルに《創聖神 EVE》を踏み倒すと、驚異の「5回除去しないと死なないアタッカー」が完成する。
1枚ブレイクとはいえ十分強力なので、《ADAM》を使わずにこちらを目指すのもあり。デッキカラーを無意味に増やす必要もなくなる。

G・リンクにこだわらなければ、ディスペクターゴッドを踏み倒すということも考えられる。《大地と永遠の神門》対象外の8コスト以上のゴッドが多く、いずれも強力な効果とEXライフによる除去耐性を持つ。ただ、1ショットキルを狙うためには低コストの《熱核連結 ガイアトム・シックス》くらいしかちょうどいいカードがいない点には注意。
ディスペクターではないが、《神帝ルナティック・ゴッド GS》との相性もなかなか。

ハマれば強力な一方で出しにくく、完成までの難度も高いのが欠点だったが、《名も無き神人類》《ヨミとイズモの計画》の登場により、4体神を完成させる難易度自体はかなり低下している。

《名も無き神人類》とのコンボについて

DMX-15で登場した《名も無き神人類》と組み合わせると、マナゾーンゴッドをすべてコスト踏み倒しできるコンボが成立する。手順は以下。

  1. 4体神を完成させ、マナから《名も無き神人類》を踏み倒す
  2. 《名も無き神人類》の効果で《神王マクベス》以外の部分のリンクを一つ外し、外した神王パーツの名前を宣言する。(《神王リア》を外したならば《神王リア》)
  3. 外した部分へ《名も無き神人類》をリンクさせる。
  4. 《神王マクベス》の「4体神になった時〜」の効果でマナからゴッドを踏み倒し、2.へ戻る。

さらに本物の《神王リア》か《妖精左神パールジャム》があれば、リンク時のマナブーストを上記の2.または4.の前に解決するようにすることでデッキのほとんどのゴッドを出す事ができる。ただし、《神王リア》をそのまま残しておくと、マナブースト強制のためライブラリアウトしかねない。リンクさせる位置は適宜変えた方が良いだろう。
他に注意が必要なことと言えば、バトルゾーンに踏み倒したゴッドが散らかり、どれがリンクしたことにより即座に攻撃参加ができるか混乱することか。

  • ちなみに《名も無き神人類》ゴッド・ノヴァであるため、左右にリンクできるゴッド・ノヴァを繋げる事で5体神以上になることもできる。
    しかし、4体より多くリンクしたか、逆にリンクが外れた事で4体神になった瞬間はトリガーしない。
    そのため、この能力の条件は「このクリーチャーが他のカード3枚とリンクした時」と読み替えた方が良いだろう。

その他

  • 「このクリーチャーが4体神になった時」や、「自分のマナゾーンからバトルゾーンに置いてもよい」など、少々変わったテキストをしている。
  • 名前の元ネタは作家「ウィリアム・シェイクスピア」の作品、「マクベス」だと思われる。
  • 両腕の数が左右対称になっていない。カードイラストを見ると、左に比べて右腕が1本足りないのが分かる。

リンク対象

関連カード

収録セット

参考