オリジン - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

オリジン

DM-31で登場した特殊種族。
単独では存在せず、DM-31ではサムライ・ナイトのいずれかを含む。DM-32以降では他の種族を含むものも登場した。

日本神話を中心として、様々な神話・寓話などを元にしたカード名が多いことが特徴。
兼ねている他種族の性質や文明の特徴なども加味された名前になるため、命名ルールはかなり曖昧。

背景ストーリーではゴッドと進化クリーチャーを崇めており、この設定はカードプールにも表れている。

前述の通りオリジンのみ単独のカードはないものの、オリジンから進化する進化クリーチャーが神化編で激増したため、デッキビルディングにおいては重宝する種族である。

• フレーバーテキストでは「古代の軍勢」など古代の〜という形で言及されることが多い。
  • 後述の通りオリジンの造形は基本セット～神化編のどの時代のクリーチャーと比べても異質である。そのため「古代」というのはデュエル・マスターズの背景ストーリーが始まるよりもさらに前（基本セット以前）の時系列を指すのだろう。

• 神化編で登場したオリジンは背景ストーリー上、長き眠りから覚めて衛星軌道上に存在する「オリジナル・ハート」と呼ばれる拠点から現れた古代のクリーチャーとされ、その力に追い付くには300万年もの時間が必要だという。
  オリジン達は「アーク」と呼ばれる特殊な力を他のクリーチャーに埋め込むことによって、それらを支配し同族とすることが出来るようだ。古代の存在と言う設定的にいるはずがないハイブリッド種族を兼ねたクリーチャーがいるのは、アークの力で取り込んだ結果だと考えられる。
  オリジナル・ハートは後に《黒月の古城 オリジナル・ハート》としてカード化された。

• 神化編が終結した後、《魔皇アンドラージ》のフレーバーテキストによればこの種族は消滅し、《黒月の古城 オリジナル・ハート》やゴッドも闇の中に永遠に封じられたらしい。
  • しかし、覚醒編にはオリジンである《神銃の精霊ナカツマキ》《電磁封魔イゾラド》《黒神龍ツクヨミ》の3体が収録されている。《ナカツマキ》と《ツクヨミ》のフレーバーテキストによると実際には僅かに生き残っていたが、確実に滅亡の一途を辿っているようだ。覚醒編第2弾以降、新たなオリジンがまとまって収録されることはほとんどなくなった。
    完全に絶滅したと思われたが、DMX-01の《黙示賢者ソルハバキ》のフレーバーテキストには「賢き者は生き続ける」とあるほか、《ラディカル・バインド》のカードイラストには《巡霊者アテルイ》が描かれており、さらにはDMR-09で《パーロック 〜最後の航海〜》が登場している。オリジン本筋が滅びて久しいエピソード1期以降の世界にも、その残党は細々とではあるが生存している、と解釈しえよう。

• 王来篇が展開された2021年度、《Disビルパン》が、過去に登場したクリーチャーを素体とする種族・ディスタスの一体として同年度最初の基本拡張パック・DMRP-17にて収録された。
  この時点では「数いるディスタスの一体」という程度の扱いであったが、この後同年度下半期に入ると、オリジンという種族自体が再フィーチャーされていくことになる。
  王来篇背景ストーリーと並行し、古代世界の支配者たる五龍神への言及が出るようになる。その五龍神はオリジンとの関係がたびたび言及され、DMBD-18はまさにその両者の古代世界における姿を掘り下げる商品となり、新規オリジンも複数収録された。王来篇最後の商品となるDMEX-18で登場した五龍神はファイブ・オリジン・ドラゴンであり、この登場をもって「オリジン」が種族カテゴリを形成するようになった。

• オリジン（origin）とは「起源・由来・発端」などを意味する言葉である。それぞれの文明の起源を表すからか、オリジンは全文明に存在するが、後に登場した《神帝ルナティック・ゴッド GS》が出るまで、全て単色クリーチャーであった。[1]

• オリジンを含むクリーチャーは元の種族や文明の特徴に加え、オリジン特有のデザインが追加されることが多い。
  光文明…現在の光文明とは異なり、頭脳よりも力で勝敗を決めるため、攻撃的なデザインとなる。
  水文明…体の何処かに球体があり、それがクリーチャーの体を分解または構成しているかのような、やや不完全なデザインとなる。
  闇文明…高貴な精神を持ち、赤い宝玉と黄金の装飾を纏うデザインとなる。
  火文明…現在の光文明にも匹敵する科学力を有しており、未来的な武器を持ったデザインとなる。
  自然文明…呪術を使い、邪悪なデザインとなる。
  • 現行の文明と正反対なデザインはMagic：The Gatheringのパック「次元の混乱」を思わせる。もっともそちらはデザインだけではなく色の役割も他の色に変わっている。(白が破壊を得意とする色になったり、緑に速攻持ちが現れたり等)

• オリジンのゴッドは外見がドラゴン的になる傾向がある。特にイラストレーターがDaisuke Izuka氏ならなおさらで、神帝や創世神ではそれが顕著である。
  • 《蒼神龍ヴェール・バビロニア》のフレーバーテキストには「龍であって龍でない！」とある。ポセイディア・ドラゴンとオリジンを同時に持つことを意味しているのなら、オリジンの見た目がドラゴンに似せられているのは発注通りということになる。
  • 神帝についてミカドが「ドラゴンではない」と発言する書籍もあり、背景ストーリーでオリジンが非ドラゴンなのは重要な意味を持つ可能性がある。

• 偶然なのか否か、神化編直前のDM-31と、神化編直後のDM-36に収録されているオリジンは両方とも3体ずつである。

• 似たバックグラウンドを持つ種族としてジュラシック・コマンド・ドラゴンがいる。

オリジンに関連する効果を持つカード

• 《ピュアオリジナル》
• 《ヤミノオリジナル》
• 《オリジナルグレンオー》
• 《オリジナルネイチャー》
• 《蒼狼提督・M・ジェスティ》(ゲームオリジナルカード)
• 《絶望神サガ》

• 《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》

• 《オリジナル・ブレイン》
• 《神歌の星域》(ゲームオリジナルカード)
• 《オリジナル・サイン》(ゲームオリジナルカード、のちにTCG化)

オリジンを進化元とするカード

• 《創聖神 EVE》
• 《蒼世神 ADAM》
• 《超竜ラセツ》（オリジンorアーマード・ドラゴン）
• 《聖霊王イカズチ》（オリジンorエンジェル・コマンド）
• 《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》（オリジンorジャイアントorドリームメイト）
• 《大作家ホメロス》（オリジンorドリームメイト）
• 《大作家ゴー・ダイゴ》（オリジンorドリームメイト）
• 《大作家エドガー・オーライオン》（オリジンorドリームメイト）
• 《貴星虫アポルオン・ワーム》（オリジンorパラサイトワーム）
• 《魔星蟲クライシス・ワーム》（オリジンorパラサイトワーム）
• 《魔星蟲オルディオン》 （オリジンorパラサイトワーム）
• 《大勇者「銀河の誘発」》（オリジンorビーストフォーク）
• 《火之鳥ピルドル》（オリジンorファイアー・バード）
• 《火ノ鳥カゲキリ》 （オリジンorファイアー・バード）
• 《英知ダビドゥール》（オリジンorライトブリンガー）
• 《英知メフィスター》 （オリジンorライトブリンガー）
• 《無限龍ファタル・スパイラル》（オリジンorドラゴン）
• 《エンペラー・マリベル》（オリジンor「サイバー」と種族にあるクリーチャー）
• 《エンペラー・キリコ》（オリジンor「サイバー」と種族にあるクリーチャー）
• 《エンペラー・ティナ》（オリジンor「サイバー」と種族にあるクリーチャー）
• 《エンペラー・ヒミコ》（オリジンor「サイバー」と種族にあるクリーチャー）
• 《超電磁ヘルラッシュM》（オリジンor「サイバー」と種族にあるクリーチャー）
• 《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》（オリジンor「サイバー」と種族にあるクリーチャー）

参考

• 種族リスト
• 《蒼狼の始祖アマテラス》
• 《エンペラー・キリコ》
• 神帝
• 神王
• 創世神
• 起源神
• DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」
• 五龍神

オリジン（種族カテゴリ）

DMEX-18にて登場したファイブ・オリジン・ドラゴンにより、カテゴリとなった。

「オリジン」とある種族

• オリジン
• ファイブ・オリジン・ドラゴン

参考

• 種族カテゴリ