《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

《絡繰(からくり)の悪魔龍(あくまりゅう) ウツセミヘンゲ》

DMX-18で登場した闇のデーモン・コマンド・ドラゴンのドラグハート・クリーチャー。

自身が破壊される時に自分の墓地にあるカードを4枚を山札の下に置くことでかわりにとどまる破壊置換効果を持つW・ブレイカー。

墓地肥やしを頻繁に行う闇の性質上、複数回破壊を回避することは容易いだろう。
単純に破壊耐性を持つフィニッシャーとして、《学校男》や《深淵の悪魔龍 バセオアビス》などのコストとして運用できるのはもちろん、長期戦によって必要以上に墓地に送られてしまったカードを山札に戻すことでライブラリアウトを回避する山札調整役にもなりうる。

バウンスやマナ送りなどの破壊以外の除去はやはり苦手で、呆気なく除去されてしまう。過信は禁物。

• 一時期、墓地が3枚以下でも、つまり0枚だとしても可能な限り山札の下に送ったと見なすことで破壊置換効果を必ず適用できるという暫定回答が出されていた。《神羅スカル・ムーン》と照らし合わせると矛盾する裁定だったが、2014年11月に正式回答が出されるまでは理不尽とも言える破壊耐性を獲得していた。
  • この一件を機に、総合ルール(Ver.1.5)の置換効果についての記述で609.4「（前略）変更された後のイベントが実行できない場合、置換する事はできません。」という風に明記されるに至る。
  • 《S級宇宙 アダムスキー》や《宇宙 タコンチュ》等、このルールによって、本来意図されたのであろうゲームデザインからは外れた挙動を示す場合がある。

• 黒単向けのスペックでありながらこの破壊置換効果により、破壊以外の除去が少ない黒単にとってはかなりの脅威になり得る。ミラーマッチではこのカードで押し切れることも少なくない。

• 比較的早期に用意でき、かつ破壊置換効果持ちである7コストであるため、《ヒラメキ・プログラム》と相性が良い。一時期【ヒラメキドレーン】の新しい形が模索され、《マッド・ギター》すら注目されたことがある。

• デーモン・コマンド・ドラゴンでありながら凶暴な雰囲気より、可愛らしさがある異端な見た目をしている。ぬいぐるみのようなその姿はデスパペットやファンキー・ナイトメアを種族に持っていても違和感がないくらいである。
  イラストレーターのTutui Misa氏によると龍解前の《忍者屋敷 カラクリガエシ》、《悪夢卍 ミガワリ》もまとめて「全部ぬいぐるみ！」とのこと。

• アニメ「VS」では第27話でハットリの切り札としてコジロー戦で使用。
  《デッドリー・ラブ》の生贄となるも、墓地のカードを山札の下に送る事で場に留まり、コジローのシールドを2枚ブレイクした。

関連カード

• 《邪龍 ジャブラッド》
• 《悪魔龍王 ブットヴァーズ》(ゲームオリジナルカード)

フレーバーテキスト

• DMX-18
  見ろよ、見るべきであるぞ、この勇姿。我が屋敷のカラクリを見事に取り込んだ悪魔龍。虚実ないまぜのこの姿、一撃で倒すのは至難であろう。ニンニン。 ---シバカゲ斎

収録セット

• illus.Tutui Misa
  • DMX-18 「三段変形！龍解オールスターズ」（36c/50）

参考

• デーモン・コマンド・ドラゴン
• ドラグハート・クリーチャー
• W・ブレイカー
• 破壊置換効果
• カード
• 墓地
• 山札の下