天上天下双極∞(てんじょうてんげツインフィニッシュ)

《天上天下双極∞》を軸としたツインパクトデッキ。ここでは《悪魔神バロム/バロム砲》《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》を踏み倒すことを目的とした型について記す。《バロム》の進化元となるデーモン・コマンドを多く採用しており、主に黒緑で組まれる。

天上天下双極∞ MSS 自然文明 (9)
呪文
虹帝双極∞:自分の山札の上から3枚を表向きにする。こうして表向きにしたツインパクトカードの呪文側を、コストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出す。残りを自分のマナゾーンに置く。

主要カード

候補カード

《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》《天上天下双極∞》クリーチャー面を出せるので打点にはなる/ツインパクトサポートを受けられる初動マナブースト
《コンダマ/魂フエミドロ》ツインパクトデッキにおける主要マナブースト
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》フィニッシャー/1マナブースト1マナ回収
《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》ラスト・バースト付き3マナ8000ガードマン/いずれかのプレイヤーにマナブーストを行わせる
《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》破壊置換効果付きマッハファイター/マナブーストを伴う手札交換
《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》墓地回収付きデーモン・コマンド進化元/確定除去S・トリガー
《紅弔の魔人 ギリアール/闘い踊る凶器》置きハンデス付きデーモン・コマンド/各プレイヤー1体選ばせ除去
《傀儡将ボルギーズ/ジェニコの知らない世界》4000パワー低下付きデーモン・コマンド/軽量ハンデス
《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》オールハンデス
《凶鬼01号 ドケイダイモス/アレックス・ギアーズ》《デスカール/ロスト・ソウル》と比べハンデスの質は劣るが除去トリガー付き
《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》実質ランデス 相手が闇文明主体のデッキの際に
《暗黒の騎士ザガーン/「一方的に勝つに決まっている」》デーモン・コマンド進化元/ランデスとハンデスを繰り返して特殊勝利条件を満たそう

このデッキの回し方

9マナまで伸ばしてから《天上天下双極∞》を唱え、ツインパクト呪文面の効果クリーチャー面のcipなどでアドバンテージを取る。

《バロム砲》で相手のマナゾーンを荒らし、種々の除去で相手の盤面を処理したら、最後は《黒豆だんしゃく》のロックを保険にして1ショットキルを行う。

長所

マナの伸びるデッキには《バロム砲》が効果絶大で、ランデス枚数を稼げることから《「一方的に勝つに決まっている」》による特殊勝利を狙いやすい。

手札を溜め込むデッキには《ロスト・ソウル》が刺さる。

cip持ちに依存するデッキの場合、いったん相手の盤面を更地にしたら《黒豆だんしゃく》で簡単にロックできてしまう。

短所

ツインパクトカードが大半を占める関係上、各種メタを立てられた場合対処しづらい場合がしばしば。

そもそも《天上天下双極∞》を唱えるのに早くても5ターンかかる上にメタカードもほぼ搭載できないため、高速デッキ全般が苦手。【速攻】なら《オブラディ・ホーネット》マッハファイターを活かした殴り返し《デーモン・ハンド》などのS・トリガーによる防御でまだ対処できるが、除去を受け付けずクリーチャーの攻撃も必要ない高速ループデッキは《ロスト・ソウル》が間に合わない限り絶望的である。

その他

ネタカードとして有名な《暗黒の騎士ザガーン》《残虐覇王デスカール》を真剣に使った上で活かすことができるファンデッキという側面もある。

参考