ガードマン
ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい) |
DMR-05で登場したキーワード能力。またはこの能力を持つクリーチャーの総称。
主に自然文明、次点で火文明のクリーチャーが持っている。
クリーチャーへの攻撃限定のブロッカーと言える能力であり、カラーパイ的にブロッカーをほぼ持たないこの2文明用の擬似ブロッカーと言える。
どちらもクリーチャーのパワーが高い文明である。
なお、2021年8月現在、無色のクリーチャーでガードマンを持っている物は存在しない。
諸肌の桜吹雪(フキスサブ・ハナフブキ) VR 自然文明 (4) |
進化クリーチャー:ビーストフォーク/ハンター 6000 |
進化−自分のビーストフォーク1体の上に置く。 |
ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがタップされていて、相手のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーは可能であればこのクリーチャーを攻撃する。 |
相手が自分のクリーチャーに攻撃してきたとき、ガードマンを使ってその攻撃目標を変更できる。
ガードマン能力を使うには、
- 相手の自分のクリーチャーへの攻撃を阻止することを宣言してから、自分の「ガードマン」を持つクリーチャーをタップする
- その後、相手のクリーチャーの攻撃対象を「ガードマン」を持つクリーチャーに変更する
ガードマン能力の使用はブロック同様、攻撃ではないので召喚酔い中でも使う事ができる。
ただし、既にタップされたクリーチャーはガードマン能力を使用できない。
初登場のエピソード2が終わった後も継続的にガードマン持ちのクリーチャーが登場し続けており、ブロッカーが極端に少ないこれらの文明の防御手段としてクリーチャーの基本的な能力の一つとなった。
字面だけを見ると、ブロッカーから「プレイヤーへの攻撃を防ぐ能力」を除いた能力である。
一方、
といったデメリット能力を持つクリーチャーはブロッカーほど多くない。
ルール
- 当然ながらブロッカーではないため、ブロッカーを対象とした除去の対象にならず、「ブロックされた時」の能力も発動させない。「ブロックされない」クリーチャーも止められる。だが「攻撃先は変更できない」を持つクリーチャーには無力。
- 1度の攻撃に対して、複数のブロッカーでブロックが可能なように、複数のガードマンのガードマン能力を使うこともできる。
ルール変更の変遷
- DMR-17から表記が変更され、現在のテキストとなった。
- DMR-17以前のテキスト
ガードマン(自分の他のクリーチャーが攻撃される時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、攻撃クリーチャーはかわりにこのクリーチャーを攻撃する) |
文面だけを見ると置換効果のようだが、実際に置換するのは攻撃対象のみであり、その後は通常通りバトルが行われる。
従って、《恐気の覚醒者ランブル・レクター》の攻撃をガードマンで防いだとしても、そのガードマンは、のちのバトルを置換されて破壊される裁定となっていた。
これは、単に「攻撃先を変更する」となっている現在のテキストでも同様の裁定である。
その他
- さらに革命編でも《獣軍隊 サイノス》が登場した。もっとも、ガードマンといまいち相性が噛み合っていないようにも見える侵略持ちではあるが(ガードマンデッキはビーストフォークが多くなるため、《サイノス》自体はガードマンデッキとの相性はいい)。
DMPP-19で登場。
TCG版との差異点の通り、1回の攻撃につきブロッククリーチャー指定ステップの能力は1体のみ選択できる。
- 便宜上、ガードマン能力を使うことを「ガードする」と命名されている。
- 自分のブロッカーとガードマンがそれぞれある、または能力の付与で1体が「ブロッカー」と「ガードマン」を持っている場合、ブロックするかガードするか何もしないか好きなものを選べる。
- 上記の場合「ブロック/ガードしない」「ブロックする」「ガードする」の3つのボタンが出現する。
関連カード
ガードマンに関する能力を持つカード
参考
公式Q&A
Q.バトルゾーンに自分の《Disジルコン》と《デスマッチ・ビートル》がアンタップ状態でいる状況で、相手のクリーチャーが自分に攻撃してきました。その攻撃に対して、まず《Disジルコン》の「ブロッカー」を使い、それに対してさらに《デスマッチ・ビートル》の「ガードマン」を使って、攻撃先をプレイヤーから《デスマッチ・ビートル》に変更できますか?
A.いいえ、できません。プレイヤーへの攻撃に対して「ブロッカー」は使用できますが、「ガードマン」は使用できません。攻撃先を変更する能力を複数使用する場合は、能力を使うクリーチャーを同時に選ぶ必要があり、かつ、それらの能力がすべて適正に使用できる状態でなければいけません。
(総合ルール 507.1a[1])
引用元
ブロッカーやガードマンなど、攻撃先を変更する能力を使用したい場合、非ターン・プレイヤーはその能力を使用できる1体以上のクリーチャーを選びます。複数体を選ぶ場合は同時に選びます。選ぶクリーチャーは、適正にその能力を使用できる状態でなければいけません。攻撃先を変更する能力を使用するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態では選ぶことができません。
例:ブロッカーを持つタップ状態のクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。
例:相手のクリーチャーがプレイヤーを攻撃している場合、ガードマンを持つクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。他にブロッカーを持つクリ ーチャーがいたとしても同様です。
例:「ブロックされない」能力を持つクリーチャーが攻撃している場合、ブロッカーを持つクリーチャーを選ぶことはできません。
例:アンタップ状態のブロッカーを持つクリーチャーが攻撃されている状況で、その攻撃されているクリーチャーは、ブロッカーを使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。