《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》
DMSD-05で登場した自然のグランセクトと自然の呪文のツインパクト。 呪文側は《フェアリー・ライフ》からS・トリガーを抜いた下位互換であり、クリーチャー側も準バニラで《バードリアント》や《マスティーカ・パンツァー》の下位互換と、一見イマイチパッとしない。 しかし、このカードのメリットはマナブースト呪文でありながら、自然のパワー12000のクリーチャーとしても扱える点にある。ツインパクトであることを上手く活かしたスペックをしており、決して弱いカードではない。 比較対象は《フェアリー・ライフ》よりもむしろ、同じくコスト2の自然単色のマナブースト持ちクリーチャーとして扱える《霞み妖精ジャスミン》か。 また、ツインパクトにも《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》とライバルが多々存在する。 後にクリーチャー側のスペックで上回る《配球の超人/記録的剛球》が登場。このカードはあちらの5枚目以降の立ち位置となった。ただし、パワー12000以上サポートや《巨大設計図》を使うデッキではあちらと合わせて8枚投入することに意義があるため、このカードの役割が失われた訳ではない。 他のカード・デッキとの相性
環境において最初期の初動コスト2マナブーストツインパクトで、当時は《霞み妖精ジャスミン》と共に《超次元リバイヴ・ホール》に引っ掛かる初動というだけで優秀であった。 【ドッカンデイヤー】や【バーンメアジョーカーズ】の現役時代においては、《U・S・A・BRELLA》などのGR召喚メタを立てられた時に最後のあがきとして打点を利用するケースもあった。 【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】でもマナブースト兼緑単マナ基盤として重宝された。 DMRP-19期からしばしばメタゲームに顔を出している【7軸ガチロボ】では、《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》と並ぶメインのマナブーストカードである。 《超七極 Gio/巨大設計図》の呪文側で回収できるため、《樹食の超人》型【墓地ソース】(【グルメ墓地ソース】)の現役時代は積極採用された。 【4色ウェルキウス天門】や【白緑巨大天門】でもかつては初動として使われた。《配球の超人/記録的剛球》の登場以降は5枚目以降となり、DM24-SD2でも《記録的剛球》を初動に組み込んでいる。 王道篇で使われるとすれば、【青緑キャベッジ・セッションズ】が居場所となる。もっともスペックそのものより、《キャベッジ・セッションズ》存在下で《流星のガイアッシュ・カイザー》を始めとする6コスト帯への踏み台になる点が大きく、採用されても1枚積みが精々。 流通・再録について
メディアにおいて関連カード
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