天上天下(てんじょうてんげ)双極∞(ツインフィニティ)

天上天下双極∞ MSS 自然文明 (9)
呪文
虹帝双極∞:自分の山札の上から3枚を表向きにする。こうして表向きにしたツインパクトカードの呪文側を、コストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出す。残りを自分のマナゾーンに置く。

DMEX-07で登場した自然呪文

山札の上から3枚のツインパクト呪文踏み倒し、唱えた呪文のクリーチャー側をさらに踏み倒す。ツインパクトカードを余すところなく利用するド派手な呪文である。

ツインパクトカードには上下の合計が10を超えているものも多く、上手くすれば20近くのコストを踏み倒せる。得たアドバンテージでゴリ押すだけでも勝ちを狙えるだろう。
一方でこのカード自体はツインパクトではなく、コストも重い。終盤に《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》マナゾーンから回収するなどして対策しよう。

ルール

虹帝双極∞も参照。

「ツインパクトカードの呪文側を、コストを支払わずに唱えてもよい」について

  • 唱える順番は自由に選べる。上から捲れた順に唱える必要はない。

「唱えた後、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出す」について

  • 使わなかったカードをマナゾーンへ送った後に、待機しているクリーチャーのcipを解決する。

他のカード・デッキとの相性

  • デザインコンセプトは《始虹帝 ミノガミ》で3マナブーストし、次のターンこのカードで《天地命動 バラギアラ》を複数体踏み倒すことだろう。
    • こう書くとバラギアラデッキと相性が良く思えるが、このカード自体はツインパクトカードではない点に注意。《始虹帝 ミノガミ》もツインパクトカードではないため、一緒に入れる枚数が多くなるほど《コンダマ/魂フエミドロ》などによるツインパクトサポートの効果が薄くなってしまう。
      • さらにこのカードでクリーチャーを踏み倒すのは召喚扱いではないため、バラギアラの召喚時のマナ回復が発動しないのも難点。
  • 1枚で試合を決定づけるような呪文としては、コスト1上に《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》が存在しているが、あちらはマナを伸ばすカードの他に相手クリーチャーを処理するカードを入れなくてはならず、デッキビルディングが異なってくるのでそこまで競合しない。
    また、マナが貯まっていない序盤にコスト踏み倒しで唱える場合、こちらの方が旨味が多い。
    • この呪文の効果で《轟破天九十九語》を唱えれば、マナゾーンにあるクリーチャーすべてに加えてクリーチャー側である《キングダム・オウ禍武斗》を踏み倒せる。
      非ツインパクトが捲れても自分だけマナが回復するので、意外と相性は悪くない。

その他

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考


公式Q&A

  • 効果について

Q.《天上天下双極∞》を唱えて、山札の上から《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》とツインパクトではないカード2枚を表向きにしました。《天上天下双極∞》の効果で《ネオ・ブレイン》を唱える場合、処理はどうなりますか?
A.《天上天下双極∞》の効果で表向きにした3枚の下にある、山札の上から4枚目、5枚目のカードを引きます。表向きにしている残りの2枚は《天上天下双極∞》以外の効果の影響を受けないので《ネオ・ブレイン》で引くことはできません。
引用元(2021.11.12)

Q.《天上天下双極∞》を唱えて、山札から《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》の呪文側を唱えました。この《ハリケーン・クロウラー》は、「チャージャー」によってマナゾーンに置かれますか? それとも、《天上天下双極∞》の「その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出す」でバトルゾーンに出しますか?
A.《ハリケーン・クロウラー》は「チャージャー」の効果でマナゾーンに置かれます。呪文の効果が自身の移動を置換する場合、それは他の置換効果よりも優先して適用されます。今回の場合、呪文が持つチャージャーが優先されるので、マナゾーンに置かれ、バトルゾーンには出せません。

+  (総合ルール 609.8a)

引用元(2022.5.20)