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禁断機関 VV-8 水文明 (6) |
禁断クリーチャー:(種族なし) 12345 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚を自分の手札に加える。このクリーチャーに封印を3つ付ける。 |
禁断機動:このクリーチャーの封印がすべてなくなった時、このターンの後に自分のターンを追加する。 |
※殿堂入り |
ハイパー・ギガタック 自然文明 (6) |
クリーチャー:グランセクト 9000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体、自分の墓地からマナゾーンに置く。 |
ギガタック・ハイパー・トラップ 自然文明 (8) |
呪文 |
各プレイヤーは、バトルゾーンにある自身のカードをすべてマナゾーンに置く。 |
ジョリー・ザ・ジョニー Joe 火文明 (10) |
クリーチャー:(種族無し) 19000 |
スピードアタッカー |
Q・ブレイカー |
このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがなければ、自分はゲームに勝つ。バトルゾーンに相手のクリーチャーがあれば、他のクリーチャーをすべて破壊する。 |
カード名 | 役割 |
《禁断機関 VV-8》※ | コンセプト 禁断機動で追加ターン |
《ギガタック・ハイパー・トラップ》 | コンセプト 禁断機動と《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》の下準備 |
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》 | コンセプト 召喚時に相手クリーチャーが無ければエクストラウィン |
カード名 | 役割 |
《フェアリー・ライフ》 | 2コストマナブースト |
《霞み妖精ジャスミン》 | |
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》 | 3コストで1マナブースト1マナ回収。クリーチャー面はほぼ使わない |
《ライフプラン・Re:チャージャー》 | マナブースト兼コンボパーツ集め |
《フェアリー・シャワー》 | |
《無双と竜機の伝説》 | 《禁断機関 VV-8》と《ギガタック・ハイパー・トラップ》の間に唱える |
《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》 | 《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》を罠金乱舞で唱える |
《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》 | 罠金乱舞をトリガーするのに使う。cipとトラップ呪文詠唱時能力でコスト踏み倒し。呪文面も普通の防御S・トリガーとして利用可能 |
《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》 | クリーチャー面はマナ回収付きであり、《ナ・チュラルゴ・デンジャー》からアクセス可能呪文面はマナに埋まった《禁断機関 VV-8》をコスト踏み倒しで出せる |
《最強虫 ナゾまる》 | 1ターン生き残ればわずか2コストで《VV-8》を踏み倒せる。《VV-8》は封印した時点でコスト踏み倒しメタの除去を受けないので好相性 |
《禁断〜封印されしX〜》 | 《ギガタック》でマナに置くカードのかさ増し |
《禁断〜解放せしX〜》 | |
《Black Lotus》 |
このデッキのフィニッシュ方法は非常にシンプルで、バトルゾーンに出した《禁断機関 VV-8》の封印を、全て《ギガタック・ハイパー・トラップ》でマナに送り込むだけである。
これにより禁断機動し、追加ターンが得られる。《ギガタック》を使う時点で8マナあるはずであり、そこから3枚のマナが増えるため、10マナで《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》が召喚できる。相手のクリーチャーは《ギガタック》により全てマナに送られているはずなので、そのままエクストラウィンが達成される。
《ギガタック》を唱えるまでは、マナブーストや《無双と竜機の伝説》でマナの枚数と時間を稼ぐ。《無双と竜機の伝説》を《VV-8》を出した次のターンに唱えれば、「《伝説》の追加ターン」→「《ギガタック》を唱え、禁断機動により追加ターン」→「《ジョニーJoe》」と、一切ターンを渡さずにエクストラウィンが成立する。
クリーチャーが殆ど場に残らず攻撃も基本的に行わないため、受けや除去を重視したコントロール系統には強く、成立時の環境では【ロージアミラダンテ】、【デ・スザーク】、【青黒緑シャコガイル】に明確な有利が付いていた。
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》が普通に投入される上に、罠金乱舞軸ならマナ回収やマナゾーンからのコスト踏み倒しをさらに充実させることができるため、事故率の低さも売り。速度さえ何とかなれば安定して勝ち筋を全うできる。
クリーチャーのコスト踏み倒しが全くない構成も十分可能であり、相手のコスト踏み倒しメタを腐らせることができる。
一方、このデッキが勝負を決めるより早くループを成立させる【ジャバランガループ】、《ガンバトラーG7》を獲得したことにより比較的容易に3ターンキルができるようになった【ジョーカーズ】には不利であった。
早期にランデスを仕掛けるデッキにも手を焼く傾向があり、それに加えて速攻を行う【“轟轟轟”ブランド】は基本的にどうにもならなかったが、そちらは《“轟轟轟”ブランド》と《ドリル・スコール》の殿堂入りによりマシになったか。
また、除去耐性を持つ、つまり《ギガタック・ハイパー・トラップ》を耐えてしまうクリーチャーがいると、《ジョニーJoe》によるエクストラウィンを阻止されてしまう。成立時点ではほとんど環境で見なかったが、ディスペクターのEXライフや《DARK MATERIAL COMPLEX》のように出しやすいカードも増えており、注意が必要。
2020年1月1日にキーパーツの一つ《禁断機関 VV-8》が殿堂入り。今後はサーチパーツを増やしたり、《VV-8》に頼り切りでない型の構築が必要になるだろう。