アカシック
DM-13にて登場したクリーチャー群。
本頁では《アカシック》と名のつくクリーチャーについて解説する。このクリーチャーたちに関連する背景ストーリー用語についてはアカシック計画を参照。
概要
ほとんどのクリーチャーが小柄な人影を内包した球体状のコアを持ち、それを生物的な身体で外殻のように包み込んだ姿をしている。
ただ、《アカシック・パラレル》や《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》などコアの露出した姿のものやそもそもコアがない者も存在する。
命名ルールは2種族持ちのクリーチャーは「電磁〜アカシック・〜」(1つ目の〜には2つ目の種族の冠詞、2つ目の〜には順序を示す英語が入る)、それ以外のカードは「アカシック・〜」となっている。ただし、《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》だけはこの命名ルールに当てはまらない。[1]
電磁旋竜アカシック・ファースト VR 水/火文明 (7) |
クリーチャー:サイバーロード/ボルケーノ・ドラゴン 6000 |
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 |
シンパシー:サイバー・ウイルスおよびドラゴノイド(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のサイバー・ウイルスまたはドラゴノイド1体につき1少なくなる。ただし、コストは2以下にはならない。) |
このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。 |
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。 |
アカシック・ファイナル VR 光/水/火文明 (6) |
NEOクリーチャー:サイバーロード/アーマード・ドラゴン/エンジェル・コマンド 8000 |
NEO進化:自分の多色クリーチャー1体の上に置いてもよい。(下にクリーチャーがあれば、このクリーチャーをNEO進化クリーチャーとして扱う。) |
侵略:多色ドラゴン(自分の多色ドラゴンが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい。) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から多色カードを全て手札に加え、残りを墓地に置く。 |
自分の多色ドラゴンの召喚コストを最大2少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。 |
アカシック・ヴィジョン VR 水文明 (4) |
タマシード |
自分のターン中、自分の山札の上から1枚目をいつでも見てもよい。 |
自分のターン中、呪文またはタマシードを自分の山札の上から使ってもよい。 |
DM-13における「アカシック計画」で生み出されたカードは全て水文明であり、クリーチャーの場合は種族にサイバーロードを持ち、「山札の上からN枚目を表向きにする」、「山札の上から1枚目を見る」など山札に干渉する能力を多く保有する。また、《電磁無頼アカシック・サード》や《アカシック・パラレル》などの一部のクリーチャーは他のクリーチャーをコピーする能力を持っており、パワーの低さはこの能力で補っている。
- ただし、《アカシック・サード》の能力はバトル時にしか発動しないので、それ以外の除去手段には弱い。
DM23-BD6で登場したものは背景ストーリー上「アカシックZ計画」という別の計画で生まれたという設定からか上記の特徴を持たない。こちらに共通する特徴として、全て常在型能力を持ち、ツインパクトの場合は呪文側にS・トリガーを持つ。
背景ストーリーにおいて
アカシック・タレスとアカシック・ゼノンのアカシック兄弟のアカシック計画によって生み出されたクリーチャー群となっている。
《アカシック・オリジナル》はこの計画の元となったサバイバーである。
また、《アカシック・ヴィジョン》は《サファイア・ウィズダム》によって作り出された12のプログラムが封じられたものとなっている。
よって、アカシックは超獣世界の陰謀に最も近い存在と言えるだろう。
その他
- 共通して見られるコアには上記の通り人影が描かれており、所持する種族のうちサイバーロードが先頭に来ること、アカシック計画がサイバーロードによって行われた「他の生物を取り込む」計画ということを踏まえると、コア内部の人影が本体であるサイバーロードであり、それを覆う肉体は取り込んだ他生物というイメージと思われる。
関連カード
アカシック計画によって生み出されたクリーチャー
アカシック計画の元となったサバイバー
アカシック計画の副産物(?)
アカシックZ計画によって生み出されたクリーチャー
別の計画に関連するアカシック
参考