攻撃(アタック)クリーチャー指定ステップ

攻撃ステップの一部(サブステップ)。

攻撃ステップ中、ターン・プレイヤー攻撃することを決めた場合に訪れる最初のサブステップである。

ターン・プレイヤーはこのサブステップで「誰が」「何を」攻撃するかを決め、攻撃を開始する

処理の流れ

  1. 自分のクリーチャーを1体指定し、タップして攻撃目標を指定することで攻撃を宣言。攻撃目標は「攻撃目標にできる相手クリーチャー1体」または「相手プレイヤー」のいずれかを選ぶことになる。
  2. 「攻撃中」の常在型能力(パワーアタッカー等)が適用され、攻撃の処理が全て終了するまで継続する。タップされているクリーチャーに対する常在型能力があれば、同時に適用される。
  3. アタックトリガーなどの「攻撃する/した/された時〜」関係の能力が誘発。
  4. ターン・プレイヤーは、使用宣言したものも含め、誘発型能力を好きな順番で解決していく。これによってターン・プレイヤー側に新たな効果が誘発した場合、同じタイミングで起こったものとしてストックしてから解決する。
    • この際に非ターン・プレイヤー側に誘発した場合、ストックしたまま待機され、後の6.で解決する。
  5. ターン・プレイヤーの待機している効果がなくなったら、非ターン・プレイヤーは使用宣言が必要な誘発型能力があれば、それを行う。
  6. 非ターン・プレイヤーは、使用宣言したものも含め、誘発型能力を好きな順番で解決していく。これによって新たな効果が誘発した場合、同じタイミングで起こったものとしてストックしてから解決する。もし、ターン・プレイヤー側のカードによって効果が発生した場合、ターン・プレイヤーがそれを優先して解決する。
  7. ブロッククリーチャー指定ステップへ。

参考


公式Q&A

Q.相手の《暴突の虹幻》が自分を攻撃し、最後の1枚のシールドをブレイクしました。自分は手札に加える《唸る鉄腕 ギリガザミ》を「スーパー・S・トリガー」で召喚しました。カードを1枚引き、攻撃中の《暴突の虹幻》を手札に戻してから、自分は《唸る鉄腕 ギリガザミ》の「スーパー・S・トリガー」能力で、コスト9以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えることはできますか?
A.はい、唱えることができます。《暴突の虹幻》が離れたので「攻撃中」ではなくなり、呪文を唱えることができます。
引用元


[1] ただし、追加ターンを得ていた場合はこの限りではない。
[2] 先攻の最初のターンのみ、このステップは存在しない。
[3] ただし、追加ターンを得ている場合はこの限りではない。