《レッツ! 鳥鍋(とりなべ)パーティー》

レッツ!鳥鍋パーティー R 闇文明 (6)
呪文
相手のファイアー・バードをすべて破壊する。

DM-39で登場した呪文

相手のファイアー・バードをすべて破壊する。

全体除去系のカードではあるが、ファイアー・バード限定という条件はかなり狭く、汎用性が低い。

1枚挿ししたこの呪文を《邪眼皇ロマノフI世》山札から落としてきて唱える、というシルバーバレット戦法も検討できるが、それならば《魔弾ロマノフ・ストライク》で足りる。全体除去が欲しい場合は素直に《アポカリプス・デイ》《ボルシャック・スーパーヒーロー》などを採用した方がいいだろう。

数少ない利点は【カウンターマッドネス】で複数飛び出してきた《翔竜提督ザークピッチ》を自軍に被害を及ぼすことなく一気に排除できる事、《キャプテン・ドラッケン》で飛び出してきたファイアー・バード軍団を鍋にまとめて放り込んでやれる事。
しかし、【カウンターマッドネス】相手にマッドネスを起動させている、【連鳥】では《キャプテン・ドラッケン》が出てしまっている時点で大勢は決しているので、やはりこのカードである意義は皆無だろう。

また、コスト6という点では、唱える前に相手のファイアー・バードが離れてもういない、殴り切られて負けたなどが起こり得るため、手札に残しても使わなかったというケースも少なくはない。

つまり、ピンポイントメタのように見えて、そのピンポイントにすら刺さることがほぼないのが実情である。

後に【白黒赤ファイアー・バード】環境トップに君臨しても、このカードが全く見向きされなかったのがそれを物語っている。

良く言えばネタカード、悪く言えばレアリティに見合わない地雷である。同じレアリティ《超次元ガード・ホール》があった事も相まって、大変ガッカリなカードになってしまっている(アンコモン以下だったからといって使用率はお察しではあるが)。

使い道の無さではゲーム内でも随一である。いくらなんでも、もう少し汎用性の高い種族を指定するかコストが軽くても良かったはずだろう。

  • 使い道の無さで有名なカードである。自分で使う場合はどんなデッキにいれても空撃ちで終わることがほとんどであろう。背景ストーリーを重視し過ぎた所以か、これだけ弱い意味でのデザインミスカードも珍しい。
  • このカードの利用価値を決めるドラゴンデッキも残念ながら多いとは言えない。それどころかファイアー・バードを使わないドラゴンデッキも少なくない程である。

フレーバーテキスト

収録セット

参考