《
|
腐敗麗姫ベラ C 水/闇文明 (2) |
クリーチャー:スプラッシュ・クイーン/ゴースト 1000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出した時、相手は自身の山札の上から2枚を表向きにする。自分はそのうちの1枚を選び、墓地に置かせる。 |
DMR-04で登場したスプラッシュ・クイーン/ゴースト。
次の相手のドローの内容をある程度操作できる。マナの少ない序盤に高コストのカードを引かせたり、ゲーム終盤に《フェアリー・ライフ》のような初動で使うカードを引かせるなどすれば、相手の行動を妨害することができるだろう。とは言え、相手の今引きを防止する運用であれば、能力を繰り返し使える《アクア・ベララー》の方が強力。墓地利用デッキが相手の場合、墓地肥やしの手助けをしてしまう点にも注意したい。単体では大したアドバンテージを稼げないので、他のカードとの組み合わせを考えるべきだろう。
このカードの強みは、cipで相手のデッキ枚数を減らせる点にある。ループに採用することで、cipを相手のデッキがなくなるまで使ってライブラリアウトさせることができる。同じ用途のクリーチャーとしては《黒神龍ザルバ》もいるが、それに比べるとコストが軽いため多くのコスト踏み倒しに対応しており、あちら以上にループは組みやすい。コストが軽いため、コスト踏み倒しだけでなく、マナ回復とバウンスを組み合わせるタイプのループでも採用しやすい。登場以来多くのループデッキで採用されており、ループのフィニッシャーとしての地位を確固たるものにしている。
また、《コスモ・ポリタン》などと並んで最もコストが軽いスプラッシュ・クイーンであるため、《マーシャル・クイーン》の進化元としての運用もできる。cipで相手に除去を引かせないことで、進化元をバトルゾーンに残しやすくなる点でも相性がよいだろう。