《アクア・ベララー》
自分の山札の上を見ることで連鎖やマジボンバーの補助となる。 ガチンコ・ジャッジと組み合わせることもできるが、このクリーチャー自身が2マナと軽く、ガチンコ・ジャッジの勝率を下げてしまうためあまり推奨はされない。場合によってはこのクリーチャーを頼らずデッキビルディングを工夫する方がよいこともある。 相手に対して使った場合、必要なカードを山札の下に、不要なカードを山札の上に置くことで事故を誘発させられる。様々なコンボを嫌らしく妨害でき、特に【転生プログラム】のようなデッキには致命的に効く。 相手をコントロールし切った後で繰り出せば、今引きによる逆転を許さず事実上のフィニッシャーとして機能する。《ヘル・スラッシュ》などの狙ったカードを墓地に落とせる山札破壊がプレミアム殿堂になっている現状、どれだけハンデスや除去でコントロールしていても相手の今引きまでは対策できないため、この点は注目に値するだろう。 《Q.Q.QX.》との相性はよく、エクストラウィンまでの時間を短縮することができる。 誘発条件が「自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時」であるため即効性がなく、パワーも貧弱なため除去されやすいが、2マナとシステムクリーチャーにしては軽いため、除去の的になってくれるだけでも十分な働きになる。また、そのマナコストの低さゆえに《有象夢造》《湧水の光陣》でリアニメイトできる。 デュエル終盤に十分なマナがたまっている時なら、このクリーチャーの後に続けてクリーチャーを出すことにより、相手に邪魔されずに能力を使うこともできる。 総じて軽量ながら優秀なクリーチャーである。デッキの潤滑油としてクリーチャー主体のデッキには投入が検討できるだろう。 ルール環境において戦国編のDM-28で登場。当時この種の能力のカードは類を見ないものであったため使い方が未開拓な部分が多く、評価を上げるまでに時間がかかった。 登場後しばらくするとパワー1000以下を継続的に除去してしまう《ローズ・キャッスル》が登場。如何に場に維持するかが課題となった。 せっかく相手の山札事故を誘発してもブレイクで増えた手札で解決されれば意味が無かったが、《ヴォルグ・サンダー》というブレイクをする必要を無くしてくれる相方が登場するとその評価は鰻登りとなった。以降、デックトップを操作することでフィニッシャーとする使い方で【青黒ハンデス超次元】を中心に活躍。その頃になると《ローズ・キャッスル》の採用率も落ちていたので問題なかった。 新章デュエル・マスターズ環境のトップメタに【青黒ハンデス超次元】が君臨すると、一時期チャンピオンシップの対戦で見かけない日はない程のメジャーカードとなった。《異端流し オニカマス》で相手のコスト踏み倒しを縛れば、案外このカードを活かしたロックが成立しやすいものであった。 ところが《ヴォルグ・サンダー》が殿堂入りに指定されて以降は、対戦であまり見かけないカードとなっていた。 十王篇で《有象夢造》が登場すると評価は一変。 しばらくすると不採用のレシピも目立つようになったが、DMRP-22で【青黒緑ハンデス有象夢造】が《飛ベル津バサ「曲通風」》と《若き大長老 アプル》、(当時)稀に使われるレアケースの《星空に浮かぶニンギョ》と、続々メタカードを獲得したことでデッキのロック力が増したため、再び積極的に使われるようになった。 他のカード・デッキとの相性
その他
関連カードフレーバーテキスト
収録セット
参考
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[1] 山札を見ることができなかった場合、その山札の上のカードを山札の下に送ることはできない。山札の下に送る処理は、このクリーチャーの効果で実際に見たカードに対して行う処理であるため。《ダラク 丙-二式》の公式Q&A参照。 |