神羅(しんら)ヘルゲート・ムーン》

神羅ヘルゲート・ムーン VR 闇文明 (10)
進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/デビルマスク 13000
究極進化−自分の進化クリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出す。その後、相手は自身のクリーチャーをすべて、墓地からバトルゾーンに出す。
T・ブレイカー

DM-33で登場した究極進化ルナティック・エンペラー/デビルマスク

cip各プレイヤーすべてのクリーチャーリアニメイトするという非常に豪快な能力を持つ。
究極進化な上に10コストと、何となく《神羅サンダー・ムーン》を想起させるスペック。そちら同様、バトルゾーンに出すまでにかかる手間が尋常ではない。

普通にこのクリーチャー手札から召喚するのは非常に難しいので、《母なる星域》などでコスト踏み倒しをしながら出したいところ。また相手のクリーチャーリアニメイトされることを考えると、自分の墓地もそれなりに肥やしておかなければ旨みがない。《カラフル・ダンス》《ダンディ・ナスオ》《カラフル・ナスオ》などの墓地肥やしは必須。
どうにかして強力なクリーチャーバトルゾーンに出せたとしても、そのままではそれらは召喚酔いしているので、一気にフィニッシュに持ち込みたいなら何らかの工夫が必要。《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》《E-GO55》スピードアタッカーを付加する、進化クリーチャーゴッドなど召喚酔いしないクリーチャーを出す、などが考えられる。
総じてかなり上級者向けのカードと言える。詳しいデッキ構築は【ヘルゲート・ムーン】を参照。

《埋め立てロボ・コンクリオン》《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》などで相手だけに制限を加えれば、デメリットを気にせずに使うことができるので非常に相性がいい。その場合は除去ハンデスも気兼ねなく使用できるだろう。

  • リアニメイトは1体ずつ行っていくため、墓地進化リアニメイトする時、進化元を出す前に墓地進化を出せばリアニメイトが可能。進化元をすべて出し終わった後にはリアニメイトできない。そのため、事実上墓地進化のみリアニメイトが任意ということになる。
    • 保留状態のルールの裁定に伴い、「○○ゾーンのクリーチャーをすべて出す」能力によって、○○ゾーンのクリーチャーすべてが保留状態になる。保留状態になっているカードはほかのカードによって参照されず、墓地進化元が墓地に存在しないかのような状態になってしまうため、原則として、墓地進化能力は使えない。
      • ほかに進化元がいない進化クリーチャーがあれば、その進化クリーチャーをバトルゾーンに出そうとすれば保留状態が解除されるので、最初にバトルゾーンに出そうとした進化クリーチャーを進化元に2体目の墓地進化クリーチャーを出せるようになる。着地置換効果で墓地から出すかわりに墓地に置かれた場合も同様。
  • モチーフとなっているのはフレーバーテキストにもある「瘴気」。
    瘴気は古代~19世紀に信じられていた人体が吸引すると病気を引き起こすとされる気体で、現代では病原体(およびそれを媒介する蚊)がこうした感染症の原因である事が明らかになり、その存在は否定されている。
    他の自然災害をモチーフとするルナティック・エンペラーと比べると、災害そのものではなくそれを引き起こす原因がモチーフとなっている点、現在では否定されている事象をモチーフとしている点が異なる。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM-33
    ダイヤモンドの核が開け放たれた時、全てを闇に染める瘴気が世界へと流れ込む。

収録セット

参考