《ジ・エンド・オブ・エックス》
デュエル・マスターズVS7巻の付録カードとして先行登場し、DMR-20で正式に収録された火のS・トリガー呪文。 封印されているクリーチャーはバトルゾーンから完全に無視された状態となるため、少なくとも使用したターン中の相手クリーチャー1体の攻撃やブロックは阻止できる。 封印を外すにも同じ文明のコマンドが必要になるので、相手のデッキタイプによっては確定除去にも等しい効果をも発揮しうる。特に破壊以外の除去に乏しい火で、《不敗のダイハード・リュウセイ》等、破壊すると不都合なクリーチャーを一時的にでも無効化できるのは大きい。 コマンドがバトルゾーンに出ると封印が解けて再利用される、封印を付けられないため《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を除去できない、《デュエマの鬼!キクチ師範代》がいると相手クリーチャーを封印できないなどのデメリットはあるが、ただ封印を外すだけなら《リベレーション・オブ・ジ・エンド》よりも遥かに扱いやすいコストになっている。 無色クリーチャーに封印を付ければ、カードや封印指定で除去ができるカードを使われない限り外されることはない。特に除去しにくく強力なロック能力を持つ《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》に対しては、最高クラスの対処手段といえよう。 相手のクリーチャーが複数体並んでおり自軍に《龍装艦 チェンジザ》が複数体あれば、複数体除去することができることもさることながら、ちょっとした山札破壊もできる。たらふく墓地肥やしして山札を薄くした【墓地ソース】に対する最後の一押しとしても良いだろう。 環境において登場から革命ファイナル環境までは【レッドゾーン】を始め《禁断〜封印されしX〜》を採用する多くのデッキに投入されていたが、新章デュエル・マスターズ以降2コストのコスト踏み倒しメタの普及の影響で《伝説の禁断 ドキンダムX》の特殊敗北を発動させられやすくなり、《禁断〜封印されしX〜》の採用見送りが多くなった影響でこのカードも需要が低下。 しかし双極篇環境終期になると、【デ・スザーク】、【サッヴァーク】、【墓地ソース】、【“轟轟轟”ブランド】といった封印を外す手段に乏しいデッキが台頭してきたため、《禁断〜封印されしX〜》の有無を問わず、その採用率が上がっていくことになる。5コストであることから、《龍装艦 チェンジザ》の能力で唱えることもできるため、火入りの【チェンジザドンジャングル】でもよく採用されるようになる。 《秩序の意志》登場以降は単純な封印除去としてより軽い上にブレイクさえ受ければ狙って手札からタダで使えるそちらに立場を譲ることが多くなった。 DM24-BD1・DM24-BD2期には【白青赤スワン】なる【シールドプリズン】で結果を出した(オリジナル、42人参加、優勝)。その後も【シールドプリズン】に使われることがあり、2024年9月上旬には火のカードをこれ4枚のみ採用した【白青タッチ赤スワン】が結果を出した(オリジナル、25人参加、準優勝)。 その他
サイクルDMR-20のフルフレーム呪文サイクル。
関連カードフレーバーテキスト収録セットデュエル・マスターズ
デュエル・マスターズ プレイス参考タグ:
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