《ジ・エンド・オブ・エックス》

ジ・エンド・オブ・エックス R 火文明 (5)
呪文
S・トリガー
自分の封印をひとつ、墓地に置く。
相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印をひとつ付ける。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)

デュエル・マスターズVS7巻の付録カードとして先行登場し、DMR-20で正式に収録されたS・トリガー呪文
自分の封印をひとつ墓地に置き、相手クリーチャー1体に封印をひとつ付ける。

封印されているクリーチャーバトルゾーンから完全に無視された状態となるため、少なくとも使用したターン中の相手クリーチャー1体の攻撃ブロックは阻止できる。

封印を外すにも同じ文明コマンドが必要になるので、相手のデッキタイプによっては確定除去にも等しい効果をも発揮しうる。特に破壊以外の除去に乏しいで、《不敗のダイハード・リュウセイ》等、破壊すると不都合なクリーチャーを一時的にでも無効化できるのは大きい。

コマンドバトルゾーンに出ると封印が解けて再利用される、封印を付けられないため《終焉の禁断 ドルマゲドンX》除去できない、《デュエマの鬼!キクチ師範代》がいると相手クリーチャー封印できないなどのデメリットはあるが、ただ封印を外すだけなら《リベレーション・オブ・ジ・エンド》よりも遥かに扱いやすいコストになっている。

無色クリーチャー封印を付ければ、カード封印指定で除去ができるカードを使われない限り外されることはない。特に除去しにくく強力なロック能力を持つ《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》に対しては、最高クラスの対処手段といえよう。

相手のクリーチャーが複数体並んでおり自軍に《龍装艦 チェンジザ》が複数体あれば、複数体除去することができることもさることながら、ちょっとした山札破壊もできる。たらふく墓地肥やしして山札を薄くした【墓地ソース】に対する最後の一押しとしても良いだろう。

環境において

登場から革命ファイナル環境までは【レッドゾーン】を始め《禁断〜封印されしX〜》を採用する多くのデッキに投入されていたが、新章デュエル・マスターズ以降2コストのコスト踏み倒しメタの普及の影響で《伝説の禁断 ドキンダムX》特殊敗北を発動させられやすくなり、《禁断〜封印されしX〜》の採用見送りが多くなった影響でこのカードも需要が低下。

しかし双極篇環境終期になると、【デ・スザーク】【サッヴァーク】【墓地ソース】【“轟轟轟”ブランド】といった封印を外す手段に乏しいデッキが台頭してきたため、《禁断〜封印されしX〜》の有無を問わず、その採用率が上がっていくことになる。5コストであることから、《龍装艦 チェンジザ》能力で唱えることもできるため、入りの【チェンジザドンジャングル】でもよく採用されるようになる。

《秩序の意志》登場以降は単純な封印除去としてより軽い上にブレイクさえ受ければ狙って手札からタダで使えるそちらに立場を譲ることが多くなった。

DM24-BD1DM24-BD2期には【白青赤スワン】なる【シールドプリズン】で結果を出した(オリジナル、42人参加、優勝)。その後も【シールドプリズン】に使われることがあり、2024年9月上旬には火のカードをこれ4枚のみ採用した【白青タッチ赤スワン】が結果を出した(オリジナル、25人参加、準優勝)。
【白黒赤ファイアー・バード】【青黒COMPLEXコントロール】に刺さり、ささやかながら山札破壊にもなったことが採用理由。黒単でしか安定して運用できない《秩序の意志》とは構築段階で差別化できた。

その他

  • 漫画「VS」でも勝太戦で使用し、S・トリガーで2回発動したが、封印を付ける能力は使わなかった。

サイクル

DMR-20のフルフレーム呪文サイクル
自然には存在せず、代わりにには2枚存在する。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考