準青単(じゅんあおたん)

【青単速攻】文明火力ブロッカー破壊スピードアタッカーなどをタッチしたデッキ

【ガネージャビート】などとは異なり、こちらはあくまでも青単の水カードを中心にして火をサポートとして使う構成のものを言う。
《凶戦士ブレイズ・クロー》でさえ絶対にフル投入されるというわけではなく、あくまで中速気味で対応性の高い【青単速攻】の利点を生かして組まれた。《パシフィック・チャンピオン》を主力に転生編環境極神編環境で活躍。

パシフィック・チャンピオン R 水文明 (2)
進化クリーチャー:マーフォーク 5000
進化−自分のマーフォーク1体の上に置く。
このクリーチャーは、進化クリーチャーではないクリーチャーから攻撃されない。
このクリーチャーは、進化クリーチャーではないクリーチャーにブロックされない。
早食王のリンパオ UC 火文明 (3)
クリーチャー:ドリームメイト/ダイナモ 1000
スピードアタッカー
ダイナモ(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、そのターンが終わるまで、このクリーチャーのパワーと能力をバトルゾーンにある自分の他のダイナモ1体に加える)

【パシフィック青単】の全盛期、そのマイナーチェンジとしてのこのデッキタイプも相当の強さを誇っていた。
しかし、後に殿堂入りによって相対的に弱体化した。

本家と同じく、《クリスタル・ブレイダー》に主力を切り替えて組むなど、工夫が必要になってくるだろう。
《エンペラー・マルコ》を主力にするのも考えられるが、マルコ自体が【速攻】にはやや重いので、結局は正統派【マルコビート】のほうが強くなってしまう感が強い。
あくまで【速攻】として組まないと、2色である意味が無くなってただの【青赤緑ビートダウン】の劣化になるため、そこは気をつけたい。


このデッキを青単と比べたときの強みは、《ピーカプのドライバー》《火炎流星弾》などの質のいいブロッカー破壊が使えるため、を基盤にしたコントロール全般に強いこと。
また、スピードアタッカーを利用できるのはやはり大きく、進化クリーチャーに頼らずに速攻できる。

逆に水の得意とするバウンス、小型ブロッカーなどを多く搭載できないため、ビートダウンなどの攻撃的なデッキに対してはやや不利になる。

青単として組むか火をいれてこのタイプにするかは、結局は一長一短でプレイヤーの意思に任されるだろう。

火の候補カード

《ピーカプのドライバー》ブロッカー除去ウィニー
《火炎流星弾》特有の手札消費を水のドローで補える
《凶戦士ブレイズ・クロー》青単にできない1ターンからの【速攻】
《ブレイブハート・ドラグーン》スピードアタッカー
《早食王のリンパオ》同上
《ボルカニック・アロー》スーサイド除去
《放浪兵エルジージョ》2コストウィニーとしては最上級
《猛菌剣兵チックチック》多色。やや重いが強力
《衝撃のロウバンレイ》使うなら《ブレイブハート・ドラグーン》推奨
《キリモミ・ヤマアラシ》水のドローがあるため手札消費を補う

参考