《エンペラー・マルコ》
エンペラー・マルコ SR 水文明 (5) |
進化クリーチャー:サイバーロード 6000 |
進化−自分のサイバーロード1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで引いてもよい。 |
W・ブレイカー |
DM-27で登場した進化サイバーロード。
cipの《トリプル・ブレイン》を内蔵した進化クリーチャーである。
バトルゾーンにパワー6000のW・ブレイカーを残しつつ手札を3枚も補充する能力は十分に強力。後続にもつなげやすいビートダウン向きのスペックを誇り、登場から長い間重宝されてきた。
以前からある《アストラル・ネビューラ》と比較すると、種族の違いはあるが、マナコストが1軽い上にW・ブレイカーを持ち、パワーも高いと純粋に強化されている。
進化元は同セットに収録された《クゥリャン》や、cipでシールド交換を行う《エメラル》が有力。他には山札の上へのバウンスを行う《コーライル》、2マナウィニーの《チェレンコ》《電磁封魔ロッキオ》《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》、ニンジャ・ストライクを持つ《斬隠テンサイ・ジャニット》などが揃っており、特に不自由しない。
使いやすく強力な能力を持ち、【マルコビート】なるデッキタイプを生み出すほどの活躍を見せていたが、DMR-03で強力な進化クリーチャーである《超電磁コスモ・セブ Λ》が登場。
進化元などの違いはあれど、あちらは《威牙の幻ハンゾウ》に引っかからず、複数回に渡りドローできる可能性があり、《青銅の鎧》や軽量サイキック・クリーチャーなどから手軽に進化できることも相まって、幅を利かせていたビートダウンではすっかり居場所を奪われてしまった。
cipで3枚ドローという点では殿堂解除された《アストラル・リーフ》の存在が痛く、インフレの波に飲まれてしまったクリーチャーである。
エンペラー・マルコ SR 水文明 (5) |
進化クリーチャー:サイバーロード 6000 |
進化−サイバーロード |
バトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。その後、自分の手札の枚数以下のコストを持つ相手のクリーチャー1体を手札に戻す。 |
W・ブレイカー |
DMPP-09で実装。
《マニフェスト <マルコ.Star>》から逆輸入したのか、cipでのバウンス効果を得た。
ドローに加えてテンポアドバンテージを稼げるのは単純ながら非常に強力で、ビートダウンだけでなくコントロールでも活躍の機会がある。
後に登場した《アストラル・ラッシュ》はTCG版と同等の性能であり、基本的にはドローとバウンスの2つが欲しいならこちらのほうがカードパワーは高い。
ただし、《エンペラー・マルコ》は《ツクモ・スパーク》などサイバー持ちでも進化元に使えないクリーチャーがいたり、コストが高めであることが多いサイキック・クリーチャーを、手札の枚数が足りずバウンスできないことがあったりと劣る部分もあるのでうまく使い分けたい。
- 自身の能力で最低でも3枚の手札はあるため、3コスト以下は確実にバウンスできる。一方で手札上限が10枚というゲームシステムの関係上、コスト11以上のクリーチャーはバウンスできない。
また、バウンス対象は相手限定の強制効果である点にも注意。
- ボイスの内容は《クゥリャン》とよく似ており、CVも同じ田中奏多氏である。
関連カード
収録セット
参考