【白黒緑ガーディアン】
【白黒緑コントロール】の中でもっとも早く頭角を現したデッキ。
【ガーディアン】のひとつ【除去ガーディアン】が環境に合わせて変化したタイプで、マナブーストで動きの範囲を広めている。
雷鳴の守護者ミスト・リエス UC 光文明 (5) |
クリーチャー:ガーディアン 2000 |
他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。 |
ロスト・ソウル UC(R) 闇文明 (7) |
呪文 |
相手は自分自身の手札をすべて捨てる。 |
《クローン・バイス》が殿堂入りしたことにより、《ロスト・ソウル》がハンデスの代表となっていく。
そのような環境の中で【除去ガーディアン】が変化したものであり、自然のマナブーストを絡めた展開に加え《ロスト・ソウル》での大量ハンデスを軸として進めていく。
ドローとして代表的な水が入っていないが、このデッキには《雷鳴の守護者ミスト・リエス》によるドローに加えて《母なる大地》でマナのカードを引っ張ってくるギミックが搭載されていたため、困ることは全くなかった。
このデッキのマナブーストからの《ロスト・ソウル》や《雷鳴の守護者ミスト・リエス》は大変強力であり、《ロスト・ソウル》を《ソウル・アドバンテージ》に変えたものが後の【ギャラクシーコントロール】に継承され、戦国編環境を支配することになる。
非常に強力なデッキであったが、《母なる大地》の殿堂入りによってこの色構成でデッキを作る意義は大幅に薄れた。
《母なる紋章》で代用することで弱体化しながらも復活すると思われたが、《凶星王ダーク・ヒドラ》の殿堂入りによりそれも崩れる。
追い打ちをかけるように《母なる紋章》《雷鳴の守護者ミスト・リエス》も殿堂入り、《母なる大地》《凶星王ダーク・ヒドラ》にいたってはプレミアム殿堂になる。その後《母なる紋章》までプレミアム殿堂となり、このデッキの栄光は完全に過去のものになった。
多くのデッキパーツが殿堂入りとなっていく様子は、このデッキが多くのパワーカードで組まれていたと言う証拠とも言えるか。
しばらく不遇の時代が続いたが、エピソード2期におけるガーディアンへのフィーチャーを受けて大幅に強化。
闇単色の汎用ガーディアン《白骨の守護者ホネンビー》や、無色の大型進化フィニッシャー《「無情」の極 シャングリラ》を獲得。
フィニッシャーが進化クリーチャーとなったことで、かつての《母なる大地》《母なる紋章》のごとく《母なる星域》を採用できるようになり、【シャングリラ】を確立。以降の環境にもしばしば現れる強力なデッキタイプとなった。
参考