赤目 龍神

週刊少年サンデーで連載されていた漫画「Duel Masters Rev.」の登場人物のひとり。

黒いフードをかぶった謎の男で、クリーチャーを実体化させる能力を持つ人類「PREVO」であり、そのPREVOの集団である「九龍」に所属する。そのフードの下には火傷の傷跡がある。

PREVOの力で腐敗した世界を転覆させ、PREVOだけの新世界を作るという九龍の野望のもと、荻原 連炎の姉・麗奈をはじめとした多くのPREVOを九龍に引き込み、誘いを断った者はデュエルで始末してきた。
当時、都市伝説と言われていた「人体発火事件」の犯人でもある。

水元 恭平からは「龍神様」と呼ばれており、同じPREVOであった虹矢 未来を九龍に勧誘するも、その際に白鳥 愛実を人質にとったため、断られる。
同様にデュエルで抹殺しようとするも敗れ、PREVOの能力を失った。その後はHuPoLabに保護され、以後の消息は不明である。

彼も初めは一般家庭に育ったごく普通の少年であった。しかし実際には家庭は借金まみれであり、返済に行き詰った両親は自宅火災で事故に見せかけて息子を殺害し、その保険金で借金返済をしようとした。龍神はからくも逃げ出したが、重度のやけどを負ったうえ、裁判では火災の原因を自分に全て押し付けられ、鑑別所に送られたという過去を持つ。

鑑別所でPREVOへの適性を認められるも、繰り返される投薬と実験の毎日に精神は摩耗していき、ある時、《コッコ・ルピア》の幻覚を見る。
彼(?)から「この世界を壊したくないか?」と聞かれ、思わず本能的に願った結果、PREVOとして覚醒し、施設を破壊して脱走に成功した。

  • 彼の使用するデッキはデッキ40枚すべてがドラゴンで固められているという、真木老師をして「男のロマン」と言わしめる究極の【連ドラ】である。マナカーブが最低5コストであり、かなりきつめのデッキではあるが、S・トリガーS・バック持ちのドラゴンを投入することにより、防御面の弱点をフォローしている。
    • 一応ツインパクトが充実した現在ならフルドラゴンでもそれなりに戦えるデッキが作れるが、やはり当時基準ではかなり難しい。《メンデルスゾーン》すら入れないというのは中々勇気のいる選択である。
  • PREVOを勧誘するとき「龍の目は何色だ?」という誘い文句を使う。鑑別所で受けた検査の際に、職員から似たような質問をされているが、関連があるかは不明である。

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参考