《デュアルショック・ドラゴン》
DM-17で登場したアーマード・ドラゴン。 S・バック能力で登場できるW・ブレイカーだが、cipで自分のシールドを1枚破棄しなければならない。 S・バックを持つことから殴り合いの途中に突然現れる点が強力で、【赤単速攻】や【赤黒速攻】をメインに火の入る速攻に入る数少ないドラゴン。 【赤黒速攻】では《福腹人形コダマンマ》、《斬斬人形コダマンマ》、《花美師ハナコ》、《堕魔 ドゥンブレ》を合わせて16枚まで入れられるため、2ターン目に3打点用意するというコンボも狙いやすい。 ノーコストで召喚できるとはいえ、シールドと手札を消耗した上で出てくるのが召喚酔いしたW・ブレイカーというのは物足りないため、実践で使うにはかなり工夫が必要。 シールドを減らすということは、逆に言えば「シールドが少ないと強くなるカード」との噛み合わせが良いということでもある。 【赤単ブランド】のようにこのクリーチャーにナチュラルにスピードアタッカーを付与できる構築も一定の評価を上げている。 これからも【赤単速攻】や【赤黒速攻】などではよく見かけるカードとなるだろう。 ルール他のカード・デッキとの相性
環境においてDM-17での登場当時は、シールドを1つ失うデメリットが大きく見られ、評価が比較的低かった。それでも、当時としては【速攻】系統視点では異例の高パワーで、評価が低いなりにもパワーは認められていた。 その後、《ライラ・ラッタ》や《ライラ・アイニー》、エピソード1ではcipでシールドを手札に加える同色の《斬斬人形コダマンマ》が登場。2ターン目の召喚も可能となり、かなり使いやすくなった。 革命編環境では【赤単ガトリング】の必須カードとして活躍。「DMGP-1st」ベスト8のレシピにも4枚積みされた。また、同大会4位の【白青黒超次元】にはこれと相打ちできる《電脳聖者タージマル》が銀の弾丸として採用されており話題を集めた。 革命ファイナル環境において【赤黒ドギラゴン剣】でカウンターに使用される革命チェンジ元として採用された実績もある。シールドを削るデメリットは革命0トリガーでカバーできる上に、返しのターンで《蒼き団長 ドギラゴン剣》による1ショットキルが行われるため、使い勝手は決して悪くは無かった。2ターン目に《勇愛の天秤》で手札交換して、このカードを用意することでかなり殴り始めが速いデッキにも対処することができる。シールドを削ることによる隙も《ボルシャック・ドギラゴン》で普通に補うことができた。《伝説の禁断 ドキンダムX》との相性や革命0トリガーの下敷きの質を考えると、そちらのデッキは同じく《ボルシャック・ドギラゴン》を採用できた【赤単ガトリング】とは比べ物にならないほど《ボルシャック・ドギラゴン》とのシナジーは強かった。 そして、新章デュエル・マスターズ環境では【赤単ブランド】(当時は【ビートジョッキー】とも呼ばれていた)でマスターB・A・Dの補助に役立てる召喚回数を稼ぐための手段として使われた。超天篇では、この【赤単ブランド】が環境のトップメタの一角を上ったことにより、このカードの需要も急上昇した。GR召喚メタが跋扈する十王篇環境でも、超GRに依存しない打点形成手段として同じく【赤単ブランド】で使われ、鬼タイムとこのカードを組み合わせた型も見られた。 【赤単ブランド】が【我我我ブランド】に発展的解消を遂げて以降も、オリジナルのチャンピオンシップで時々4位以内入賞レシピに顔を出し、優勝レシピに入っていることまである。【JO退化】や【赤緑タマシードアポロヌス】との対面の場合、相手の速度的にデメリットが逆の意味で機能しないというのもある。 ゴッド・オブ・アビス初期にはこれと《アニー・ルピア》を入れた【我我我ブランド】がチャンピオンシップ上位入賞などの成績を残した。この時点から数えて丸16年以上前のデメリット付き準バニラが活躍する時点で、【赤単速攻】における早期のコスト踏み倒しの威力が如何に絶大かが分かる。 その他
漫画での活躍
デュエル・マスターズ プレイスでは
2024年1月25日メンテナンス前のテキスト
疑似S・バック能力が各ターンの終了時に発動のため、相手のターンに《デュアルショック・ドラゴン》のcipで自分のシールドがなくなってダイレクトアタックを受けるリスクは減ったが、《斬斬人形コダマンマ》を用いる場合は《終末の時計 ザ・クロック》や《ゴースト・タッチ》などの影響を受けやすくなっているので注意。
関連カードフレーバーテキスト
収録セットデュエル・マスターズ
デュエル・マスターズ プレイス参考タグ:
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