《ジャジャーン・カイザー》

ジャジャーン・カイザー UC 火文明 (8)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 4000
S・トリガー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト6以下の相手の、「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。

DMR-05で登場したレッド・コマンド・ドラゴン/ハンター
cipブロッカー破壊を放てるS・トリガー獣

ブロッカー除去しつつ手数を増やせるので、ビートダウン向きのスペックではある。【連ドラ】に入れれば《紅神龍バルガゲイザー》《竜星バルガライザー》能力をサポートできる。

ブロッカーしか破壊できないので、S・トリガーでめくれても旨みが少ない。一応《死神術士デスマーチ》《エンペラー・ティナ》《至宝 オール・イエス》クロスしたクリーチャーなどを破壊できるため、相手によっては刺さることもある。

8マナ重いが、S・トリガーである点とガチンコ・ジャッジで有用である点を考えてみれば、コストの重さはそこまで気にならないか。

除去できる範囲がコスト6以下のブロッカーと指定されているが、6コスト以上のブロッカーは【ヘブンズ・ゲート】系デッキ以外で使われることは稀なので、あまり気にする必要はないだろう。
逆に言うと、それらのデッキの対策としては不安が残るので過信は禁物である。

また、素出しした際のコストパフォーマンスはお世辞にも良いものとは言えない。
ドラゴン故にコスト踏み倒しの手段は多いものの、8マナもあるなら《熱血龍 GENJI・XXX》などが使えるのも事実であり、S・トリガーだけなら《超爆デュエル・ファイアー》で十分である。相手がブロッカーを使っていなかった場合、重いだけの準バニラとなってしまう点も痛い。

長らく微妙な立ち位置のカードだったが、革命編《轟く侵略 レッドゾーン》などのコマンドから侵略で場に出せるクリーチャーが登場。S・トリガーで出ればブロッカーを破壊した上でそれらの進化元になれるので、活躍の機会が生まれたかと思われた。

しかし、DMR-18上位互換《メガ・ブレード・ドラゴン》が登場。そちらは全てのブロッカーを破壊できる上にコストの指定も無いなど、スペックで大幅に上回っており、非常に立場が危うくなってしまった。

普通のデッキなら《メガ・ブレード・ドラゴン》汎用性の高い《熱血龍 バトクロス・バトル》で十分なので、あえて今使うなら、種族シナジーの厚いハンターであることを活かすのが一番か。

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考