《ギガクローズ》
ギガクローズ C 闇文明 (5) |
クリーチャー:キマイラ 2000 |
ターボラッシュ(自分の他のクリーチャーがシールドをブレイクした後、そのターンが終わるまで、このクリーチャーは次のTR能力を得る) |
TR−このクリーチャーが攻撃するとき、相手は自分自身の手札をすべて、持ち主の墓地に置く。 |
DM-08で登場したキマイラ。
アタックトリガーでオールハンデスが撃てるという、強力なターボラッシュを持つクリーチャー。
ターボラッシュの条件も相まって除去されやすいものの、マナブーストをからめて早い段階で能力を発揮できれば、大幅なアドバンテージを得ることができる。毎ターン手札を空に出来る点では《爆霊魔 タイガニトロ》などに負けない程の強さがある。
主に【ペンチビート】の隠し味として使われる。自分の闇のクリーチャーをスピードアタッカーにする《マイキーのペンチ》を出しておけば、ペンチからこのカードと殴ることで相手の手札を空にできる。登場後しばらく経った後も、《裂光戦士イザノミヒート》や《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》など、このクリーチャーと相性の良いカードが沢山登場している。特に十王篇では《鬼寄せの術》や鬼タイムなどが登場し、追い風の傾向が更に強まっている。
早期のオールハンデスにロマンを感じるプレイヤーは是非手に取ってみて欲しい。
- 初期のカードのため、「捨てる」とは書かれていないが、このカードによる手札から墓地へのカード移動は「捨てる」に該当する。
- 《魔誕の封殺ディアス Z》ともやはり強烈なシナジーを生む。あちらの効果で丁度踏み倒せるコスト5であり、踏み倒しのタイミングが攻撃の終わりであるためターボラッシュも自然と発動し、アタックトリガーと相性の良いスピードアタッカーも付与される。これは《ギガクローズ》側から見た相性の良さだが、一方《魔誕ディアス》の側から見ても、相手の手札を増やしてしまいがちというD・D・Dの弱点を《ギガクローズ》のオールハンデスで解消できる。互いの求めるものに互いがきっちり噛み合っている点で一線を画しており、実際に後述の結果を残すにまで至った。
環境において
その他
- デュエル・ジャック!!ではショーが使用。バトルゾーンに出された時は「5マナでパワーが2000しかないザコクリーチャー」と呼ばれたが、次のターンにはターボラッシュ発動状態で《滑降妖精ガラボン》を殴り倒し、手札とバトルゾーンを壊滅させ勝利確定にした。当時の読者にターボラッシュの恐ろしさを世に知らしめたのは言うまでもない。
- ちなみにショーは右腕のみで逆立ちし、エビ反りの姿勢をする事でこのクリーチャーのモノマネをしていたが、流石にキツい体勢だったらしく、モノマネ中は顔が青ざめていた。
収録セット
参考