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楯神の賢者レオルド R 火文明 (6) |
クリーチャー:ドリームメイト 5000 |
スリリング・スリー:ドリームメイトとビークル・ビー(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。表向きにしたドリームメイトまたはビークル・ビー1体につき、次のT3能力を1回行ってもよい。その後、表向きにしたカードをすべて、好きな順序で山札の一番下に戻す。) |
T3−相手のシールドをひとつ選び、表向きにする。そのシールドに含まれるカードのいずれかに「S・トリガー」が付いていれば、そのシールドを持ち主の墓地に置く。「S・トリガー」付きのカードが1枚も含まれていない場合、裏向きにする。 |
スリリング・スリーで、シールドにあるS・トリガーを排除することができる。
《冥府の覇者ガジラビュート》などを考えると、とりあえず1枚でもシールドを消すことができれば十分仕事をしている。
シールドを墓地に送れなかったとしても、情報アドバンテージは得られるのであまり無駄にはならない。
後にシールド・プラス登場により「複数枚が重なったシールド」という概念が生まれ、それによってシールド焼却の可能性・情報アドバンテージの見込み量がともに相対的な向上を果たした。
登場当初、S・トリガー限定とはいえシールド焼却(および失敗時の情報アドバンテージ獲得)がビートダウンと非常に相性が良く、ドリームメイトやその関連種族も軒並みビートダウン向きであったことから、不確定要素がありながらもそこそこ強力な能力であるという評価だった。
一方でスリリング・スリーの都合上、デッキの相当数をドリームメイトで固める必要があった。しかしこの頃のドリームメイトはサポート種族のビークル・ビー含めまだまだ数が少なく、特にウィニーの不足が顕著だった。そのため【ドリームメイト】はデッキとしての力が足りず、《レオルド》の成功率とデッキの強力さがトレードオフであるというジレンマを抱えていた。
そのうえ当時の【ドリームメイト】はマナブーストもさほど得意でなく、《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》をはじめとするコスト踏み倒しも未登場だったため、《レオルド》の中途半端な重さは見過ごせない欠点であった。
これらの要因により肝心の使用率はあまり高くなかった。
しかしながらエキスパンションが新しくなるにつれて少しずつ役者が増え始め、ウィニーも少しずつ充実し、DMC-41にてついに先述の《パンダネルラ将軍》が登場。これによりこの《レオルド》の地位も大きく向上した。
その後も《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》など相性の良いドリームメイトは少しずつ登場していたが、神化編で《大冒犬ヤッタルワン》をはじめとした優秀なカードを多数獲得。さらにエピソード2になってからは《眠りの森のメイ様》や《星降る夜のフェレットくん》といったコスト踏み倒し手段が一気に増えた。【ドリームメイト】は展開力が増したことでより高速・強力なビートダウンが可能になったほか、《レオルド》自身も格段に出しやすくなった。
以降もDMEX-12で登場した《激烈元気モーニンジョー》や《森夢のイザナイ メイ様》など、好相性なカードが時折登場している。
元々ポテンシャルは高いカードなので、カードプールの増加に伴って意外な場所で目にすることもあるかもしれない。
【白赤緑ドリームメイト】が登場すると、そちらと相性の良いフィニッシャーとして再評価された。もっとも、実際は安全な勝ち筋としては大体《眠りの森のメイ様》と《単騎連射 マグナム》だけで事足り、相性がドンピシャの《お騒がせチューザ》ですら必要とされない構築もざらなため、真剣勝負では採用を見送ることが殆ど。
T3-相手のシールドを1枚選び、表向きにする。そのカードが「S・トリガー」付きであれば、持ち主の墓地に置く。それ以外なら、裏向きにする。 |
DM-21で登場した、ハイブリッド種族とそのサポート種族を参照する大型スリリング・スリークリーチャー。