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炎乱と水幻の裁 P(R) 水/火文明 (8) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。その後、こうして破壊したクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。 |
端的に言えば、《演奏と真剣のLIVE》のS・トリガー版。
環境が高速化しパワーも増したクリーチャーが相手では、聖拳編当時の《炎槍と水剣の裁》と違い手打ちで裁く事はまず不可能である。
「自分のクリーチャーを巻き込まない」という一見メリットに思える変更も、「自分の《勝利のアパッチ・ウララー》など強力なpig持ちを巻き込むスーサイドに使えない」という点で評価を下げる要因となっている。ただ、S・トリガーを活かそうにも《ハムカツ団の爆砕Go!》や後に登場した《九番目の旧王》などで事足りるのも痛い。
コストが重いため《龍素記号Sr スペルサイクリカ》や《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》などで踏み倒すことも出来ない。
クロニクル・レガシー・デッキで復帰したプレイヤーにインフレの現実を克明に見せつける1枚であり、中々厳しい立場といえよう。
このように残念な点ばかり目立つが、それでも、S・トリガーでの相手限定3000火力が優秀なのは間違いない。システムクリーチャーを撃退した上で、手札補充できるのは優秀なので、環境次第では活躍が見込まれる。
新章デュエル・マスターズ環境では実際これを積んだ【5色ドギラゴン剣】がチャンピオンシップ優勝を飾るなどの実績もあった。
超天篇環境では環境で使われる多くの重量級マナドライブGRクリーチャーが範囲に入ること、コストが8で《「本日のラッキーナンバー!」》を避けやすいことから、DMBD-11・DMBD-12期にはこれを投入した【ドルマゲドンジョリー】がチャンピオンシップ優勝を果たしている。
Q.バトルゾーンに相手の《西南の超人》が2体います。自分は《炎乱と水幻の裁》を唱えました。相手は2体の内、1体は《西南の超人》自身の「セイバー」の効果で破壊しました。この場合、カードは何枚引けますか?
A.2枚引けます。「破壊した」とテキストに書かれている場合、破壊という行為自体を参照するため、破壊対象に選んだクリーチャーが《炎乱と水幻の裁》の効果によって実際に破壊されなかったとしても、その分参照し、カードを引くことが出来ます。
引用元(2020.10.23)
Q.バトルゾーンに相手の《零龍》が1体います。自分は《炎乱と水幻の裁》を唱えました。この場合、カードは何枚引けますか?
A.1枚引けます。「破壊した」とテキストに書かれている場合、破壊という行為自体を参照するため、破壊対象に選んだクリーチャーが実際には破壊されなかったとしても、その分参照し、カードを引くことが出来ます。
引用元(2020.10.23)