勝利(しょうり)のアパッチ・ウララー》

勝利のアパッチ・ウララー UC 闇/火文明 (6)
クリーチャー:メルト・ウォリアー/ダークロード/ハンター 3000
このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーが破壊された時、相手の手札を見ないで1枚選び、相手はそれを見せる。そのカードと同じ文明を1つでも持つ、コスト8以下のハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

DMR-04で登場した/メルト・ウォリアー/ダークロード/ハンター

cippigで相手の手札を1枚見て、それと同じ文明コスト8以下のハンターサイキック・クリーチャーを1体出す。

2度サイキック・クリーチャーを出せるチャンスがある強力なカード。出せるサイキック・クリーチャー文明は相手の手札という不確定要素によって決まるので、どの文明が来ても問題なくハンターサイキック・クリーチャーを展開できるよう超次元ゾーンを調整したい。

相手の手札が無いと能力が不発に終わるため、手札を使い切るタイプのデッキは苦手な相手。また、次弾で登場した無色カードも天敵である。

2018年7月14日付で殿堂入り。その後、2020年1月1日付で殿堂解除された。

ルール

他のカード・デッキとの相性

呼び出し先

【ドギラゴン剣】系統では《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》《勝利のリュウセイ・カイザー》《紅蓮の怒 鬼流院 刃》で5文明スピードアタッカーW・ブレイカーを網羅できる。

+  折りたたみ

環境において

エピソード1環境では【サイバー・G・ホーガン】における打点補強などとして細々と使われていた。

登場して長らくメジャーなカードではなかったが、《蒼き団長 ドギラゴン剣》ファイナル革命コスト踏み倒しできることから突如脚光を浴びた。同時期に評価を上げたクリーチャー《勝利の道標レティーシャ》がいるが、こちらは《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》と同じ文明を持っている点が強み。ピーピングで無色を引かない限り確実にW・ブレイカーを呼び出せる上、このクリーチャーから《勝利のガイアール・カイザー》など革命チェンジ元呼び出し→《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジ→ファイナル革命で2枚目の《ウララー》呼び出しで1枚目と同様に動く→さらなる革命チェンジ、といった具合に多面展開や時に禁断解放を狙うこともできた。

パワーも殿堂入り指定前当時としては【赤単ブランド】【白緑メタリカ】ウィニー程度なら殴り返しに困らない水準ではあった。

このクリーチャーの台頭で《光牙忍ハヤブサマル》の使用率が下がったことは特筆に値する。当時【赤黒ドギラゴン剣】対策の防御札としては、(特に《紅蓮の怒 鬼流院 刃》が飛んで来やすい【緑単ループ】においては)このクリーチャーのpig誘発させない《光牙忍ライデン》が優先されることも多かった。

ただ、殿堂入り前当時は《斬隠蒼頭龍バイケン》のような耐性を潜り抜けるカウンター札も環境によく見られたため、油断は禁物であった。

【ドギラゴン剣】弱体化の一環で2018年7月14日をもって殿堂入りした。

2019年3月1日には共に活躍した《蒼き団長 ドギラゴン剣》自体も殿堂入りになり、一方のこちらは2020年1月1日付で殿堂解除された。

その後【赤黒ドギラゴン剣】で引き続き使われ、初期型の【赤黒ドギラゴン閃】でもその姿が見られたが、DMRP-16発売から2週間後辺りになるとこれがなくとも鬼エンド革命0トリガーで十分展開できることから、オリジナルで使えず超次元ゾーンも圧迫するこちらは次第に使われなくなっていった。

アニメ・漫画において

その他

  • 名前の元ネタは漫画『キン肉マン』の登場人物ジェロニモだろう。「アパッチのおたけび」という必殺技を使用する際に「ウララー」と雄叫びを上げる。

関連カード

収録セット

参考