狼牙獣銃拳(ろうがじゅうじゅうけん)

狼牙獣銃拳 C 闇文明 (5)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは−6000される。

DMR-15で登場したS・トリガー呪文

コストが同じでパワー低下の数値が増えているので、《吸魂バキューム》完全上位互換である。
とはいえコストが1増えると確定除去になる《デーモン・ハンド》が存在し、同コストにはパワー低下に加えてマナ武装5で確定除去がつく《魔狼月下城の咆哮》や、状況に応じてパワー低下サルベージを選択可能な《生死の天秤》が存在するため、それらより優先されることは少ない。

パワー低下でしか除去できない《光器パーフェクト・マドンナ》などを処理できる利点はあるが、それなら《魔狼月下城の咆哮》パワー低下効果でも十分。やはりこのカードの立場は厳しい。

  • 名前の元ネタは恐らく、漫画「ドラゴンボール」の登場人物「ヤムチャ」の必殺技「狼牙風風拳」。ウルボロフが狼だからだろうか。

デュエル・マスターズ プレイスでは

狼牙獣銃拳 UC 闇文明 (5)
呪文
S・トリガー
このターン、相手のクリーチャー1体のパワーを-6000する。自分のドラグナーがあるなら、そのパワーをさらに-9000する。

DMPP-23で実装。アンコモンになった。

通常時もTCGと据え置きで、バトルゾーンに自分のドラグナーがあれば合計-15000とT・ブレイカークラスも0以下にできるようになった。
《獅子頂龍 ライオネル》《天命讃華 ネバーラスト》など、パワー低下のみを耐性の穴としているクリーチャーも処理しやすい。

《二刀龍覇 グレンモルト「王」》は大抵、登場と同時に《無敵王剣 ギガハート》を装備して攻撃中限定の破壊耐性を得るが、そちらも「パワーが0より大きければ」の穴があるため対策になる。0以下を狙うには自分のドラグナーが必要だが、数少ない《無敵剣 プロト・ギガハート》も同時にかいくぐって1枚で除去できる呪文である。

《暴龍事変 ガイグレン》に対しても、パワーが14000になっている状態で《狼牙獣銃拳》がトリガーすれば、過去の状態を見る裁定で全体火力が「0以下」[1]となって、こちらに被害なく処理することができる。
ただし、マナ武装を満たした《ガイグレン》のパワーが14000以下の状態は初回の攻撃が終わるまでであり、二回目以降は17000以上となるため《狼牙獣銃拳》1枚では火力範囲を抑えられるが破壊できなくなる点は注意。

  • DMPP-12で登場した《吸魂バキューム》と同様、条件付でパワー低下量が上がる調整を受けている。あちらより低下量が大きく、構築次第で能動的に強化点を使える点が優秀。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


[1] 《ブーストグレンオー》cip解決する前に《希望の親衛隊ファンク》パワー低下で破壊されていた状況と同じ。