《ブーストグレンオー》

ブーストグレンオー UC 火文明 (5)
サイキック・クリーチャー:フレイム・モンスター/ハンター 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。
《ガイアール・カイザー》《ドラゴニック・ピッピー》と覚醒リンク後⇒《激竜王ガイアール・オウドラゴン》

DMR-01で登場したサイキックフレイム・モンスター/ハンター

《ガイアール・カイザー》《ドラゴニック・ピッピー》覚醒リンクして《激竜王ガイアール・オウドラゴン》となる。

cipで自身よりパワーが低い相手クリーチャー破壊する。素のパワーは3000なので、実質2500火力を撃つ能力と言える(一応、パワー低下を受けた《ボルシャック・コロドラゴン》パワー2656も対象となるが)。エピソード1環境当時としても【ラムダビート】ウィニー【白青黒超次元】の4コスト辺りまでのcipクリーチャー程度相手ならひとまず処理に困らない火力ラインであった。

この能力は単純かつ強力で、単体でも非常に扱いやすい。サイキックコストは5なので、《超次元グリーンレッド・ホール》《カモン・ピッピー》などの使いやすいカードから手軽に呼び出すことができる。

出すだけで相手のクリーチャータップアンタップ状態に関わらず破壊できる能力は、同じくcip能力で相手のクリーチャー破壊できる《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》にはない利点。

覚醒リンク用のクリーチャーを揃えながら小型クリーチャーを破壊できるので、《激竜王ガイアール・オウドラゴン》の覚醒リンクを狙うときにも有効である。

破壊できる範囲が限られているとはいえ、それでも【速攻】相手には十分な火力だろう。
さらに、《セイント・キャッスル》《雪要塞 ダルマンディ》などでパワーを底上げしてやれば、さらに広い範囲のクリーチャーに対応することができる。

また、超次元呪文が豊富な文明サイキック・クリーチャーであり、なおかつコストが5なので一部の他文明超次元呪文でも簡単に出すことができる。

超次元を使ったコントロールなどでは1枚挿しておくだけでも【速攻】対策として機能するので、十分採用を検討できるだろう。

ルール

cipを発動する前に《希望の親衛隊ファンク》《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》といったパワー低下で破壊されていたら、過去の状態を見る処理で最後にバトルゾーンにあった特性を参照し、「相手のパワー0[1]未満のクリーチャーを破壊する」という処理になるため、何も破壊できない。

逆に、《セイント・キャッスル》《雪要塞 ダルマンディ》《激相撲!ツッパリキシ》といった効果でcip発動前にパンプアップしていれば、その数値で火力を放てる。

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-16で実装。通常のパック排出で直接は入手できず、《超次元ガイアール・ホール》を入手・生成することで特典として付いてくる。

コスト4に軽量化された《死海秘宝ザビ・デモナ》から出す場合、基本的に火力よりパワー低下のほうが優秀なので、《サンダー・ティーガー》で事足りてないか注意する必要がある。

火のコスト7以下のハンターサイキック・クリーチャーなので《超次元リュウセイ・ホール》から出せる……が、基本的には同じく出せる《勝利のガイアール・カイザー》のほうが優秀なことがほとんど。一応TCGでの解説にもある通りスレイヤーなどが相手でアンタップキラーよりも火力を使いたい場合もあるかもしれないが、《リュウセイ・ホール》が多数のクリーチャーにアクセスできる性質で、超次元ゾーンに《ブーストグレンオー》をねじ込む枠が残っていないパターンが多いのが悩みどころ。

実は、ハンター・サイキック・クリーチャーを出せる《予言者ヨーデル・ワイス》からも《ブーストグレンオー》を出せる。とはいえ《サンダー・ティーガー》も除去持ちハンター・サイキック・クリーチャーなのでこれだけだと優先度は上がらない。
ただし、《次元流の豪力》《予言者ヨーデル・ワイス》が共存している【白緑シューゲイザー】などでは《次元流の豪力》からも出せる除去(《サンダー・ティーガー》採用だと《予言者ヨーデル・ワイス》で出せても《次元流の豪力》では出せない)として1枠を割く価値がある。

パワー2000超3000未満の範囲にいる《巳年の強襲者 コブラ》を破壊することができる。そちらはDMPP-21から【赤単デュアルショック】に《無重力 ナイン》と併用して採用されるケースが出てきた。
DMPP-22以降は《制御の翼 オリオティス》《聖龍の翼 コッコルア》に間に合わせたいなら《ブーストグレンオー》を。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


[1] 数値がマイナスの場合、0として見るため。