《クリスタル・メモリー》
初期の頃から様々なデッキで使われている、初代サーチ呪文。 クリーチャー限定の《ディメンジョン・ゲート》、呪文限定の《ロジック・キューブ》が存在するが、各カードの文明や特性を理解した上で使用したい。 手札の量より質が重視されるデッキや、1枚差しが多いハイランダー気味のデッキでよく使われる。 《エナジー・ライト》などと違って手札の枚数は増えないため、相性のいいデッキに投入したい。 上位互換として、DMRP-08でツインパクト化した《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》が存在する。 ルール
環境においてデュエル・マスターズ最初期から存在するカードだが、当初は他のカードが優先されることが多かった。 評価が大きく向上したのは戦国編終盤で《蒼狼の始祖アマテラス》が登場した以降である。あちらでこのカードを唱えれば《シンカイサーチャー》のように使える上、元々《アマテラス》入りのデッキは軽い呪文を複数積んで銀の弾丸戦法を取られやすいため相性は抜群だった。 エピソード1では《ドンドン吸い込むナウ》が登場。文明の縛りはあるが盤面に触れられる点は大きく、採用枠をあちらに譲るデッキも少なくはなかった。 エピソード2で【ターボゼニス】が台頭すると採用される機会も増した。 双極篇ではツインパクト化した《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》が登場したため、汎用性の点で大きく勝るそちらに万能サーチの座を譲ることとなった。 しかし、役割が完全に失われたわけではない。ツインパクト版登場後、超天篇環境で使われる【ウォズレックバジュラズテラ】に、クリーチャー面が邪魔にならないという理由で投入された。 DMRP-15期にはシールドの中身を確認しつつピンポイントで必要パーツを1枚山札から回収するための札として【ライベルモットループ】に投入されるようになった。メジャーな《サイバー・I・チョイス》型では一切攻撃する必要がない都合上、ツインパクト版を採用してもクリーチャー面は使わないに等しいため、むしろ《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》などに引っかからないこちらの方が優秀である。 【青赤マジック】が登場すると、山札圧縮として1枚積みされるケースが中には見られるように。この時期はツインパクトではないメリットに《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》対策になる点がある。【青赤マジック】で手札の構成が《クリスタル・メモリー》含めて呪文のみの状態なら1枚もハンデスされずに済むが、《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》を持っていたらクリーチャーとしてハンデスされてしまう。 その他
デュエル・マスターズ プレイスでは
DMPX-01で登場。 デュエプレ共通の変更により、探索系で山札を探すが、事前に探したいカードのコストを数字選択し、そのコストのカードを超探索で探すため、【ガチロボ】などのコスト統一デッキやハイランダーでもない限りは実質的に確定サーチが可能。 ゴッド・カードを探したい場合は「コスト0」を指定すれば良い。 DP殿堂のカードの2枚目以降として役立つが、対象のコストが1種類だと盾落ちで《偉大なる無駄》になる可能性があるのは弱点。例えば数字の13を超探索しようとしたら、《インビンシブル・テクノロジー》が山札に残っていなくて単に手札を浪費しただけで終わってしまう。同じコストをバラけさせての不発対策も数字によっては困難。
関連カードフレーバーテキスト
収録セットデュエル・マスターズ
デュエル・マスターズ プレイス
参考タグ:
|