暴発秘宝(ぼうはつひほう)ベンゾ》

暴発秘宝ベンゾ C 闇文明 (4)
クリーチャー:パンドラボックス 2000
このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つブレイクする。

DM-10で登場したパンドラボックス

cipで自分のシールドを1つブレイクする。

この手のカードスーサイド的な側面がデメリットと見られやすいが、実は回収したカードS・トリガーを使ってもよい。
回収したシールドS・トリガープレイできる進化ではないクリーチャーの中では最もコストが軽く、デッキに組み込みやすい。

シールド・プラス能力などで複数枚のカードが重なったシールドを対象に取ると、その複数枚のカードを丸ごと手札に加えることができる。《星龍の記憶》《星龍パーフェクト・アース》などのS・トリガー付加能力、《アクア・スーパーエメラル》などのシールド操作能力と組み合わせた独特のコンボは非常にインパクトがあり、なかなか強力である。
特に、《アクア・スーパーエメラル》は3→4とマナカーブがきれいに繋がる。

自身のスペックもそこまで酷くはないため、ビートダウントリガーデッキといった趣のデッキでも光る。

登場当初はまさにネタカード扱いだったが、カードプールの増加に合わせて評価が見直されたカードである。

しかし、2021年12月10日の《星龍の記憶》側の「次の自分のターンの終わりまで」という効果は、自分のターン中に適用された場合、そのターンの終わりまでしか効果を発揮しない」という裁定変更により「マナカーブをつなげて暴発させる」という、今までの「星龍ベンゾ」のコンボの根幹が成立しなくなった。
これにより、コンボを成立させるには同一ターンあるいはS・トリガーで《記憶》を唱えた後に《ベンゾ》を使わなくてはならない事になった。
前者では多くのケースで他のコスト踏み倒しなどで直接キャストした方が手間がかからず、後者のシチュエーションではそもそも次のターンが回ってくる保証すらない。
一つの運用方法が消えたといってもよいだろう。

  • 実物のカードでは次の能力になっている。
    このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドをひとつ、手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)

デュエル・マスターズ プレイスでは

暴発秘宝ベンゾ C 闇文明 (4)
クリーチャー:パンドラボックス 2000
バトルゾーンに出た時、自分のシールド1つを自分の手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)

サイクル

DM-10S・トリガーを使えるシールド回収を持つクリーチャーの縦サイクル。《暴発秘宝ベンゾ》のみ後にブレイクエラッタされた。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考