《アクミ(だん)悪獄(あくごく)Go(ゴー)!》

アクミ団の悪獄Go! R 闇/火文明 (7)
呪文
S・トリガー
次のうちいずれか1つを選ぶ。
►相手は自身の手札から2枚選び、捨てる。
►相手のクリーチャーをパワーの合計が5000以下になるよう好きな数選び、破壊する。

DMR-23で登場した/S・トリガー多色呪文

モード《デモニック・バイス》《地獄スクラッパー》を選べる。

「Go!」サイクル防御札として優秀なものが多いが、このカードのハンデスの選択肢は相手ターンに唱えて直接的な延命には繋がらない。片や割り振り火力は信頼性が高いというわけでもなく、登場時の環境では《地獄スクラッパー》ではカードパワーが低いとされており、結果的に両面カードパワーが低い呪文に仕上がっている。

火を含むカードがハンデスを放てるという点では長所といえば長所。
このカードをチャージしておけばマナ基盤となって《キリモミ・ヤマアラシ》《「時空さえも突き抜けろ!」》を唱えられる。そして火をチャージしておけば《不夜城艦 クランヴィア》経由においてマナゾーンに闇がなくても唱えることができる[1]というのは《デモニック・バイス》《ガンヴィート・ブラスター》《ロスト・ソウル》などには実現できない。

もっとも、《不夜城艦 クランヴィア》の専用デッキで、《ロスト・ソウル》の5枚目以降のハンデスの母数を増やしつつ防御札を積む構築は必須ではない。

  • インフレを象徴するようなカードの多い、この「Go!」サイクル中においてはやや褒められる部分が少ないと評せる。せめてもう少しコストが低ければ評価も大きく違っただろう。
    • 『デュエル・マスターズ 超全集 革命ファイナル』では「速攻というよりチョイ重めのデッキに入れると活躍してくれるゾ!!」と解説されている。なぜ前置きに「速攻というより」と書いたのかはわかりかねる。普通のカードはS・トリガー枠として動員する際は手打ちには重いという部分はマイナスにはなりづらいので、手打ちにもトリガー時にもやや貧弱ということの遠回しな表現かもしれない。
  • イラストレーターによると、アクミ団にサングラスをかけさせてマイクの側に立たせたのは、「『シャネルズ』のイメージで(このカードのイラストを)描いて欲しい」というリクエストがあったかららしい。

サイクル

DMR-23で登場した「Go!」サイクル
カード名に革命ファイナルで結成された革命軍イラストにその属する団員が描かれている。全てS・トリガー呪文で2つの異なる効果モードで選べる。

関連カード

収録セット

参考


[1] 自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ呪文が指定された時、闇/火の多色呪文は、マナゾーンに闇のみあるまたは火のみあるという状況でも選択できる。https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31880/