《ドレミ
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ドレミ団の光魂Go! R 光/水文明 (6) |
呪文 |
S・トリガー |
次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
►相手のクリーチャーをすべてタップする。 |
►カードを1枚引く。その後、光か水の、コスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。 |
デュエ祭ジャンケン大会優勝者賞として先行登場し、DMR-23に収録された光/水のS・トリガー呪文。
《反撃のサイレント・スパーク》のドロー1枚分が呪文のコスト踏み倒しになったスペック。
能力は「コスト5以下の光または水の呪文にS・トリガーを与える」と言い換えることができる。
コスト5以下というのは一見範囲が狭いようだが、実際はかなり多くの呪文を効果範囲に含んでいる。
代表的なものを挙げると、敵獣1体をタップで足止めしつつサイキック・クリーチャーでのカウンターの布石を打てる《超次元シャイニー・ホール》や、唱えられる呪文の範囲を連鎖的にコスト7にまで広げられる《龍素知新》等がある。
それ以外にも光または水のコスト5以下には、バウンスにシールド送り、タップや手札補充、場合によっては展開の補助などの便利な呪文がよりどりみどり。それらの呪文を主体としたデッキにはすんなりと入るだろう。
逆にこちらが攻勢に回る時や、相手が大量にクリーチャーを並べて殴り掛かって来た時には全体タップを選べばいい。
この非常に堅実な効果と高い柔軟性の両立から、このカードが腐る場面はほとんど存在しないと言ってもいい。
あるとすれば根本的に《偽りの王 ナンバーナイン》等の呪文メタを使われている時ぐらいだろう。
多色であるためマナ基盤としても優秀であり、踏み倒し対象の呪文がほぼ無いデッキにおいてもスパーク呪文の代替として単純な防御札に採用されるケースもある。
革命ファイナル環境終期から新章デュエル・マスターズ環境にかけて【ロージアミラダンテ】や【知新ジャスティス】で活躍。特に前者では手札を多く抱え込むことがざらであり対象範囲内の呪文も数多く存在するので、あるとないとではカウンター性能が段違いである。
新章デュエル・マスターズ環境では【オールデリート】系統でもマナ基盤兼防御札として利用された。特に【ターボデリート】のような低速デッキではオールタップであるこのカードが捲れるか否かにゲームが左右されることもあった。
しかし双極篇環境になると、前者のデッキはより汎用性を高めてくれるツインパクト、特に呪文面の役割が被りがちな《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》の登場によってこのカードの採用を見送ることが多くなり、後者のデッキは《龍素知新》の殿堂入りによる壊滅的な弱体化によってデッキごと環境から姿を消した。代わりに《トライガード・チャージャー》を獲得して以降光の呪文の比率が上がった【ブライゼシュート】において、光のシールド追加呪文をカウンターで仕込む役割を与えられるようになった。
超天篇環境終盤から十王篇環境にかけて【ナウ・オア・ネバーループ】で活躍したが、そちらのデッキ自体は良いデッキ止まりであった。
王来篇環境では【5色コントロール】においてマナ基盤が務まることが重視される形で採用されることがある。【赤緑ボルシャック】の環境進出以降は対策となる防御札として需要が拡大。シリーズ終盤になると特に白青呪文基盤の【ナウ・オア・ネバーループ】のパーツとして流行。
【5色グレンモルト】はDMSD-19期開始直前になるとこれを2枚入れた型がテンプレとなった。
DMRP-20期のオリジナルではこれを防御札に入れた型の【青魔導具】が流行。オールタップが必要ない状況でも《堕呪 エアヴォ》で除去を放てるのが美味しい。
アビス・レボリューション時点では《フォーチュン・ドンキッキー》基盤の【ナウ・オア・ネバーループ】や【白青黒天門】が主な居場所。DM23-EX3期時点ではこれを山札圧縮として1枚積みする【白緑巨大天門】が主流の1つ。
DMR-23で登場した「Go!」サイクル
カード名に革命ファイナルで結成された革命軍とイラストにその属する団員が描かれている。全てS・トリガー呪文で2つの異なる効果をモードで選べる。