《ドリル変怪(へんげ) <サイバー.(オーガ)>》

ドリル変怪 <サイバー.鬼> R 水文明 (8)
スター進化クリーチャー:サイバー・コマンド/鬼レクスターズ 13000
G・ゼロ:自分のタマシードが6枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
スター進化:レクスターズまたは水のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
このクリーチャーはブロックされない。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)

DMRP-21で登場したサイバー・コマンド/鬼レクスターズスター進化クリーチャー
自分のタマシードが6枚以上ある事を条件にG・ゼロで出せるブロックされないT・ブレイカー。素のコストが高いのもあってか、パワーも13000と中々に高い。

古くは《クリスタル・ランサー》を筆頭に、ブロックされない進化クリーチャーの奇襲性はかなりのものである。その点このクリーチャーは自身のコストの重さをG・ゼロで賄っており、さらに打点もT・ブレイカーと高く実用性は十分。

水文明のタマシードの多くは展開と防御に優れた能力を持ち、それらを横並びさせながら時間を稼ぎ、このクリーチャーや《神ナル機カイ「亜堕無」》で攻め込むのが理想的な動きとなるだろう。

タマシードを7枚以上展開しておけば、進化元にタマシードを使ってもG・ゼロ条件を満たし続けるので、そのまま連続展開ができる。突然の連鎖展開から1ショットキルを決めるのも難しくない。

このクリーチャーの恐ろしい所は、比較的除去しづらいタマシードが不意に大きな打点へと化ける点にある。場合によっては相手の除去を使い終えたタマシードへと割かせる事もでき、また12000という高いパワーのクリーチャーですら殴り返しされ得るなどかなりの圧を掛けられる。破壊された場合は《デュザメの黒像》などで回収し使い回せば無駄がない。

また、ゴッド・オブ・アビス以降の水文明タマシード戦略とも相性は良好。ACEクリーチャーはクリーチャー化の条件を満たしてもG・ゼロで参照でき、《Law儿-怪Hawk》によるタマシード一斉攻撃は大型ブロッカーに弱いので、そちらを補う働きができる。

なおG・ゼロ条件はタマシード文明を問わないため、水文明を含まないデッキにも入れる事ができる。油断した相手に突然T・ブレイカーで襲いかかるのも一興だろう。

総じて、シンプルな能力ながら高い奇襲性を持つ使い勝手の良いクリーチャーである。元となった《サイバー・J・イレブン》よろしく、タマシードの「みんなと」勝利を決めてやろう。

  • 公式が狙ったのかは不明だが、デュエプレで実装された《クリスタル・ツヴァイランサー》と多くの部分が共通している。
    • 本来のコストは8、自分がカードを横並びさせることでG・ゼロブロックされない、パワー13000のT・ブレイカー
    • しかし、タマシードが6枚ちょうどで《ドリル変怪 <サイバー.鬼>》に進化すると、タマシードの枚数が5枚に減ってしまうため、連続して何体も出すことはできないという部分はそちらに劣っている。

サイクル

DMRP-21で収録されたレアスター進化サイクル

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • 1つ目の能力について

Q.自分のタマシードがちょうど6枚バトルゾーンにある状況で《ドリル変怪 <サイバー.鬼>》を「G・ゼロ」で召喚し、自分のタマシード1枚の上に置きました。その後、2体目の《ドリル変怪 <サイバー.鬼>》を「G・ゼロ」で召喚できますか?
A.いいえ、「G・ゼロ」では召喚できません。進化元となったタマシードは特性を無視されます。1体目が進化したことでタマシードが5枚しかない状況となるので、2体目の「G・ゼロ」の条件を満たしていません。
引用元(2022.4.22)