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蒼き守護神 ドギラゴン閃 LEG 光/火文明 (8) |
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000 |
革命チェンジ:光または火の、コスト5以上のドラゴン |
ブロッカー |
T・ブレイカー |
自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべてアンタップする。 |
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
DMBD-15で登場した光/火のメガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団。
殿堂入りした《蒼き団長 ドギラゴン剣》の調整版。踏み倒し元が「マナゾーンまたは手札」から「山札」になり、スピードアタッカー付与が、自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力の擬似付与になった。文明は、特性と革命チェンジ条件共々光/火になり、ブロッカーも追加された。ブロッカーと終了時のアンタップ能力がシナジーを形成しており、返しの相手のターンに守りに回れる。
山札の上4枚から踏み倒しというのは若干不安定だが、マナゾーンと手札のカードが減らないため、息切れで巻き返されるリスクが減った。
運要素こそ強まるものの、デッキの半分近くをコスト6以下のクリーチャーで占めれば、最悪何も出せないという事は起こり辛い。
コスト踏み倒しの条件が似ている《百鬼の邪王門》と併用するのも手か。
ビートダウン特化の《蒼き団長 ドギラゴン剣》より防御寄りのスペックになった。
山札の上からの踏み倒しになったことで《飛ベル津バサ「曲通風」》の影響を受けるようになってしまったのでそこは注意。
単純に1ショットキル失敗時の保険としても優秀。【速攻】同士の対面で相手の《閃光の守護者ホーリー》などのオールタッパーを踏んでしまっても、終了時のアンタップと自前のブロッカーのおかげで返しのターンに殴り返しに遭いにくい。
発売早々、ファイナル革命先の《ボルシャック・サイバーエクス》とセットで採用した白青赤構築の【連ドラグナー】が結果を残した。
【ドギラゴン閃】のフィニッシャーとしても活躍しており、特に【赤黒ドギラゴン閃】や【赤青ドギラゴン閃】での活躍が主体。
DMSP-02期のオリジナル環境では、《ガイアール・カイザー GS》を採用した【赤黒ドギラゴン閃】がチャンピオンシップ準優勝を果たしており、これはこのカードがブロッカーを持っていることから露骨に対策された結果と言える。
DMEX-15期になるとアドバンス・オリジナルを問わず続々と【赤白ドギラゴン閃】の上位入賞が報告されるようになり、そちらが【ドギラゴン閃】の主流となった。
DMEX-16期には往年の【5色ドギラゴン剣】のような詰め性能、デッキ成立直後の【赤黒ドギラゴン閃】のようなデッキパワーを備えた、【青赤緑ドギラゴン閃】が台頭。
DMBD-16・DMBD-17に【赤緑ボルシャック】が確立すると、《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》のブロッカー化能力を活かすこと、《ボルシャック・栄光・ルピア》をファイナル革命先として出してリソースを稼ぐことを目的に、採用されるケースがちらほら見かけられるようになった。多色ドラゴンの比率が高いため、《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》でのブロッカー化、このクリーチャーでの自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力付与と相性が良く、そのおかげで《閃光の守護者ホーリー》のようなオールタップS・トリガー獣に非常に強い。
【5色天門】ではファイナル革命先のcipを目当てに採用される場合があり、《Disアイ・チョイス》をファイナル革命で捲れば《ヘブンズ・ゲート》にアクセスしてソリティアできる。ファイナル革命を考慮しなくとも無いよりはマシな光のブロッカーなので、最悪《ヘブンズ・ゲート》で直接出す場合もある。
DMEX-17期には【白赤緑ドギラゴン閃】に青のドラゴンによる戦略をプラスした【白青赤緑ドギラゴン閃】が流行。特にアドバンスにおいてはコントロール寄りの立ち回り方ができる代物となっている。
《“龍装”チュリス》殿堂入り後は流石に勢いが衰え、マナブースト系との相性の良さ、能動的にファイナル革命先を出せる点、味方にスピードアタッカーを付与できる点などから、相性の良かったデッキでも《蒼き団長 ドギラゴン剣》単採用が目立つようになったが、それでも【赤白ドギラゴン閃】のような早出し革命チェンジ元に恵まれる型、【白赤緑ドギラゴン閃】や【赤緑ドギラゴン閃】のような物量に恵まれる型では、その後もポツポツと上位入賞している。
DMBD-21発売を機に【赤黒ドルマゲドン】が環境に復帰してしばらく経つと、これで多色コマンドをファイナル革命先として呼び出す型が散見されるようになった。革命チェンジ元として既に《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》が殿堂解除されていたのも大きい。
『DMGP2022』Day2(オリジナル)ではベスト128に【RX閃】と公式に分類されたデッキが3人しか残れなかった。
DM23-RP4期時点では、【赤黒邪王門】に2枚挿される程度で、あまり環境で見かけられない。
《“龍装”チュリス》殿堂入り以降は【ドギラゴン閃】で入賞する場合、主に【赤白ドギラゴン閃】での入賞がメインであった。《チャラ・ルピア》のコスト軽減からの芸で3ターン目に革命チェンジで走り出しやすく、《“龍装”チュリス》殿堂入りによる傷が目立たないためであった。
DM23-EX3で《“龍装”チュリス》のリペアである《偽りの希望 鬼丸「終斗」》が登場すると、早速【赤黒ドギラゴン閃】や【青赤緑ドギラゴン閃】で瞬間的には結果を出した。とはいえ、冷静に考えると最速3ターン目の不確実なコスト踏み倒しでゴリ押しで戦っていける環境ではなくなったため、流行が過ぎれば使用率は再び低迷した。それ以降は精々がデッキパワーの高さで自身のコスト踏み倒しとしての質の低さを補える【モモキングRX】基盤でポツポツと使われるぐらいのものである。
【白青赤ゾージアミラダンテ】に稀に革命チェンジ持ちの水増しとして1枚程度挿される場合がある。もっとも、EXライフシールドを消した《アカシック・ファイナル》を革命チェンジで回収するのがメインの役割で、本体スペックは殆ど考慮されない。一応山札の下に捲ったカードを戻す動きをEXライフや《理想と平和の決断》でのシールド仕込みに昇華するという手もある。
王道篇環境 (オリジナル)では【ボルシャック・アークゼオス】がそれなりの立ち位置だが、革命チェンジ元が出る頃には既に展開力には困らないため、ほとんど利用されない。
Q.バトルゾーンに相手の《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》が1体いる状況で、自分は火のコスト5以上のドラゴンで攻撃し《蒼き守護神 ドギラゴン閃》に「革命チェンジ」しました。《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の「ファイナル革命」能力で、山札の上から4枚表向きにしましたが《無双の縛り 達閃》の効果で1体も出せない場合、どうなりますか?
A.出せなかったクリーチャーは残りのクリーチャーとして扱われますので、全て山札の一番下に置かれます。
引用元(2020.11.13)
Q.このターン《王来英雄 モモキングRX》を《ボルシャック・ドギラゴン》に進化させ、相手に攻撃し、その際、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の「革命チェンジ」の使用を宣言しました。《ボルシャック・ドギラゴン》の「攻撃する時」の能力で相手クリーチャーとバトルして勝ち、《王来英雄 モモキングRX》の「シンカパワー」によりアンタップした後で「革命チェンジ」を解決した場合、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》はアンタップ状態でバトルゾーンに出ますか?
A.はい、アンタップ状態でバトルゾーンに出ます。ただし、そのターン中に出た《蒼き守護神 ドギラゴン閃》は召喚酔いしているので、再度攻撃することはできません。
引用元(2021.10.22)
Q.自分は《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の「ファイナル革命」で山札を上から4枚表向きにしました。その中から《魔帝連結 ガイゼキアール》のような「EXライフ」を持つクリーチャーを出す場合、どうなりますか?
A.《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の能力で表向きにした4枚の下にある、山札の上から5枚目のカードを「EXライフ」でシールド化します。表向きにした4枚は《蒼き守護神 ドギラゴン閃》以外の効果の影響を受けないので、「EXライフ」でシールド化されません。山札が表向きにした4枚しかない場合、シールド化できるカードがないので、《魔帝連結 ガイゼキアール》は「EXライフ」シールドを持たずにバトルゾーンに出ます。
引用元(2021.10.22)