《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》

ネオ・ボルシャック・ドラゴン P(SR) 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000+
パワーアタッカー+4000
T・ブレイカー

プロモーション・カードとして登場したアーマード・ドラゴン
転生編の折に《ボルシャック・ドラゴン》転生版という触れ込みで、小学館学年誌2006年4月号などの雑誌付録として登場したカードである。

しかし《ボルシャック・ドラゴン》の面影があるのはカード名ぐらいで、どちらかと言うと《ボルガッシュ・ドラゴン》上位互換のようなスペック。そのため、《ネオ・ボルガッシュ・ドラゴン》と揶揄されることも。

ただ、当時のT・ブレイカーは《黒神龍ベルザローグ》のような9コスト以上だったり、《太陽王ソウル・フェニックス》のような進化クリーチャーばかりだったので、何のデメリットを持たないこのクリーチャーは付録ながら初めての存在だった。
《ボルガッシュ・ドラゴン》の他にも、《ガウレザル・ドラゴン》《闘龍騎ヴィラン・レギウス》など多くのカード上位互換ではある。だが、どれも準バニラであり、これといった特殊能力があるわけでもないため、上位互換になったところで特に注目されるわけではない。

ある意味、現環境では特殊能力なしの準バニラファッティは通用しないことを象徴するようなカードである。

さらに、革命編に入るとこのカードのような準バニラの存在意義をまとめて奪い去る《爆剣豪 グレンモルト》が登場。そちらは同じ8マナにしてQ・ブレイカースピードアタッカーなので、わざわざ《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》を使う意味はほとんどないだろう。

一応、仮にもボルシャックの一員ではあるので、ボルシャックを集めたファンデッキでは一枚差してみるのもいいかもしれない。

  • デュエル・ジャック!!」で学園への転入生という設定で登場…したが、生徒のクリーチャーに「今さら第一弾のクリーチャーが出てきてもねぇ〜」という皮肉を言われていた。なんとも酷い扱いである。まあ当然と言われたら当然かもしれないが。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考