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一極両得 ドンドン&パンパン C 火文明 (2) |
呪文 |
次のうちいずれかひとつを選ぶ。バトルゾーンに自分のエグザイル・クリーチャーがあれば、両方を選んでもよい。 |
►このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて、「スピードアタッカー」を得る。 |
►このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。 |
DMR-12で登場した、一極両得(ダブルチャンス)呪文サイクルの一つ。
これは火文明担当で、自分のクリーチャーにスピードアタッカーとアンタップキラーを付与する。
基本的にはアンタップキラーの効果の方がメインとなるだろう。ドロン・ゴーやシールド・ゴーを誘発させるのに使える。
その場合は《無法の裏技ドドンガ・ドン》が比較対象となるか。あちらはG・ゼロとパワーアタッカー+3000付与を持つ。
この手のカードとしてはパワーアタッカーがつかないのが残念。破壊されると嬉しいクリーチャー、破壊以外で除去されたくないクリーチャーとセットで使いたい。一般的なクリーチャーと組み合わせるならもっと良いカードがある。
唱えたターンのみのアンタップキラー付与のため、相手のタップされていないクリーチャーに対してのみ召喚酔いを無視して攻撃できる。出したばかりのエグザイル・クリーチャーでアンタップキラーの奇襲特攻を仕掛けてドロン・ゴーを狙うこともできる。
スピードアタッカーの付与も、出したばかりのクリーチャーでダイレクトアタックや相手のタップされているクリーチャーに特攻するならこちらの出番。
2つの効果のうち好きな方を選択できるとはいえ、スピードアタッカーの付与もアンタップキラーの付与も、基本的にどちらも2マナとカード1枚を使ってまで欲しい効果ではない。またエグザイル・クリーチャーの存在下でも両方を1体に集中するのは事実上のスピードアタッカーとマッハファイターの重ねがけになり効率が悪い。やはり2体に分配することが前提となるか。
環境で使われるとしたらコンボデッキにおいてアンタップキラーで《異端流し オニカマス》を処理する、サブプランの1ショットキルプランにスピードアタッカー付与を活かす、などが考えられる。DMRP-11期にこれを1枚投入した【ロマノフシャコガイル】がチャンピオンシップ優勝を果たすなど使い道のないカードではない。
DMR-12の一極両得サイクル
モードで効果を選択し、自分のエグザイル・クリーチャーがいれば両方選択できるようになる。