三日月(みかづき)(うた)うオラトリオ》

三日月を謡うオラトリオ VR 光文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/月光王国 8000
シンパシー:クリーチャー(このクリーチャーの召喚コストは、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただしコストは0以下にはならない)
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。
<オシオキムーン>カードが自分のシールドゾーンを離れた時、光または闇のコスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

DMRP-16で登場したエンジェル・コマンド/月光王国

種族を考慮しなければ《審絆 カラモサ》《審絆の阻み 六華》上位互換

単体ではキャントリップするブロッカーで、クリーチャーに反応するシンパシーと、オシオキムーンまたはのコスト3以下のクリーチャーを踏み倒す能力を持つ。
オシオキムーンの特性上、またはのコスト3以下のクリーチャーが自分のシールドに埋まっていた場合、実質的にS・トリガーになるが、エスケープ《福腹人形コダマンマ》を始めとする「S・トリガーを使えない」タイプのシールド回収シールド交換でも起動できる点で異なる。

比較対象はやはり、《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》《赤攻銀 マルハヴァン》だろう。
こちらはバトルゾーンのコスト3以下のクリーチャーを参照する能力は持たない。どちらかと言えば上記の2枚よりも防御寄りな性能と言えるだろう。

シールド戦では手札シールドを確保するのが難しいので微妙。DMRP-16の場合、ビートダウンが比較的楽に組めるのでなおさらである。

一見すると何枚かブレイクをしてからターンを返す【バーンメアジョーカーズ】へのカウンターに有効だが、《ジェイ-SHOCKER》で「3」をJトルネードされると機能不全に陥る。「2」ですらも《ヤッタレマン》《タイク・タイソンズ》といった初動を重用する型との対面ではJトルネードされる危険性があり、油断ならない。

  • イラストのクリーチャーは《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》と似ている。
  • 「オラトリオ(oratorio)」とはイタリアのクラシック音楽のジャンルのひとつ。オラトリオが生まれたのは16世紀イタリアであり、これはルネサンス運動が活発だった時期と一致する。上記のイラストの類似も含め、《サザン・ルネッサンス》を強く意識したカードであることが窺える。
  • このカードのオシオキムーンを使ったループについては、【オラトリオループ】を参照。

関連カード

下位互換

ループパーツ

収録セット

参考


公式Q&A

  • 5つ目の能力について

Q.自分の《三日月を謡うオラトリオ》がバトルゾーンにいる状況で、自分のシールドがブレイクされました。そのカードが光または闇のコスト3以下のクリーチャーだった場合、「オシオキムーン」能力でそのカードを手札からバトルゾーンに出せますか?
A.はい、出せます。
引用元(2020.12.15)