福腹人形(ぷくぷくにんぎょう)コダマンマ》

福腹人形コダマンマ C 闇文明 (2)
クリーチャー:デスパペット 2000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ手札に戻す。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

DM-30で登場したデスパペット

cip強制シールド回収を行うウィニー

《邪剣バラガ》など、これまでにも同様の能力を持つカードは多くあったが、コストが軽くなり、比べ物にならない程に使いやすくなっている。主に【速攻】ビートダウン系のデッキで2コスト《クゥリャン》のように用いられる。

《デュアルショック・ドラゴン》《天真妖精オチャッピィ》などのS・バックとも相性が良く、狙ったカードがめくれた場合、それを捨てることでコスト踏み倒しが可能。他にも、の合う《ファンタズム・クラッチ》《煉獄陣》等も候補に挙がるかもしれない。
ただし、《デュアルショック・ドラゴン》シールドの減少を更に加速させてしまう点には注意。

優秀なウィニークリーチャーであるが、cip能力強制のため、下手に使うとシールドが減りすぎてあっさりダイレクトアタックされかねない。相手のデッキタイプや挙動をよく見て、注意深く使っていきたい。

環境において

登場当初は評価がマチマチで、シールド回収メリットとして認識しているプレイヤーからもそれが実際の対戦上何のために役立つか分からないと苦言を呈されることもあった。ただ、少なからずのプレイヤーが当時から《パクリオ》対策として評価していたのも事実である。

神化編環境【黒緑速攻】が進出すると、以降需要に波はあれどドラゴン・サーガ環境まで使われた。

エピソード3環境では当時の推しの【赤黒速攻】でその姿が見られた。

十王篇環境では【赤黒バクロ法師】などの鬼タイム系統で《堕魔 ドゥンブレ》と共に使われた。

DM23-RP4発売約1週間前のオリジナルでは、登場している2コスト初動シールド回収持ちの《福腹人形コダマンマ》、《堕魔 ドゥンブレ》《スプーン=ンプス》《ヤット・パウル》をすべてフル投入した16枚体制とし、1コストクリーチャーを《不死帝の黒玉 ジェット》《不蠍虫ガタドコサ・ワーム》《ねじれる者ボーン・スライム》各4枚、《死手医 リンパ》1枚の13枚体制とすることで、3ターン目に安定して《闇王ゼーロ》唱えられるようにした【黒単ゼーロ】なるデッキがチャンピオンシップ4位入賞。

他のカード・デッキとの相性

その他

  • 後年登場したシールド回収を行う軽量カードには「コダマ」「マンマ」等のフレーズをカード名に含む、いわばこのクリーチャーの派生カードも多い。シールド回収を行う軽量カードの代名詞的な存在となっている。
    • その第一号と言える《斬斬人形コダマンマ》は、種族文明以外はこのクリーチャーと同じスペックデッキに応じて使い分けることができ、疑似的にこのクリーチャーを8積みする構築も可能になった。
    • 上述のような、このクリーチャーと好相性のテーマや種族がフィーチャーされているシリーズでは、このクリーチャーが再録されたり、派生カードが新規収録されたりすることが多い。
  • 漫画「覇王伝ガチ!!」では、大虎牙虫寺戦で使用。公開情報でリーサルが見える状況での召喚のため一見自殺行為だったが、実際は相手にシールドブレイクさせて革命をねらう作戦だった。

関連カード

相互互換

フレーバーテキスト

  • DM-30DMPP-15
    小傘をかぶって、パクパクパク。夜中に出てきて、わいわいわい。転ぶと泣くぞ、怒ると怖いぞ、笑うとかわいいコダマンマ。
  • DMX-01
    おにぎりかじって、パクパクパク。おなかがふくれてプクプクプク。ほんとは泣いてて、怒ってても、笑って許すコダマンマ。
  • DMX-09
    我慢できずに、パクパクパク。食べてもいいのかパクパクパク。泣かれていても、怒られていても、ただただ笑うコダマンマ。
  • DMR-18
    シャ!シュ!ショ!影から革命軍をグッとサポート!見よ、これぞ、コダマ神拳!
  • DMX-22
    縦のカギ2(β)
    いつも笑っているコダマンマ。褒められたら思わず○○○○○するコダマンマ。
  • DMEX-10
    鬼タイム夜の帳が落ちると訪れる。その時を早めるために、コダマンマたちは鬼札王国で踊り続けている。
  • プロモ(P37/Y21)
    限界の限界へ、キングMAX!

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考