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福腹人形コダマンマ C 闇文明 (2) |
クリーチャー:デスパペット 2000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ手札に戻す。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 |
《邪剣バラガ》など、これまでにも同様の能力を持つカードは多くあったが、コストが軽くなり、比べ物にならない程に使いやすくなっている。主に【速攻】、ビートダウン系のデッキで2コストの《クゥリャン》のように用いられる。
《デュアルショック・ドラゴン》《天真妖精オチャッピィ》などのS・バックとも相性が良く、狙ったカードがめくれた場合、それを捨てることでコスト踏み倒しが可能。他にも、色の合う《ファンタズム・クラッチ》《煉獄陣》等も候補に挙がるかもしれない。
ただし、《デュアルショック・ドラゴン》はシールドの減少を更に加速させてしまう点には注意。
優秀なウィニークリーチャーであるが、cip能力は強制のため、下手に使うとシールドが減りすぎてあっさりダイレクトアタックされかねない。相手のデッキタイプや挙動をよく見て、注意深く使っていきたい。
登場当初は評価がマチマチで、シールド回収をメリットとして認識しているプレイヤーからもそれが実際の対戦上何のために役立つか分からないと苦言を呈されることもあった。ただ、少なからずのプレイヤーが当時から《パクリオ》対策として評価していたのも事実である。
神化編環境に【黒緑速攻】が進出すると、以降需要に波はあれどドラゴン・サーガ環境まで使われた。
エピソード3環境では当時の推しの【赤黒速攻】でその姿が見られた。
十王篇環境では【赤黒バクロ法師】などの鬼タイム系統で《堕魔 ドゥンブレ》と共に使われた。
DM23-RP4発売約1週間前のオリジナルでは、登場している2コスト初動シールド回収持ちの《福腹人形コダマンマ》、《堕魔 ドゥンブレ》、《スプーン=ンプス》、《ヤット・パウル》をすべてフル投入した16枚体制とし、1コストクリーチャーを《不死帝の黒玉 ジェット》、《不蠍虫ガタドコサ・ワーム》、《ねじれる者ボーン・スライム》各4枚、《死手医 リンパ》1枚の13枚体制とすることで、3ターン目に安定して《闇王ゼーロ》を唱えられるようにした【黒単ゼーロ】なるデッキがチャンピオンシップ4位入賞。