匠の(パリミラノ)イザナイ ファッション・モンスター》

匠のイザナイ ファッション・モンスター R 光文明 (5)
クリーチャー:アウトレイジMAX/オラクル 5000
光臨−自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていれば、自分の山札を見る。その中からコスト6以下の、「シールド・ゴー」を持つクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。

DMR-12で登場したアウトレイジMAX/オラクル

コスト6以下のシールド・ゴー持ちクリーチャーを対象とした光臨能力を持つ。

《神豚 ブータンPOP》に引き続き登場したアウトレイジオラクルの複合クリーチャー。ただし能力の性質上、オラクルデッキに採用するのは難しい。
シールド・ゴーデッキを組むにあたって半ば必須である文明なのは良いが、対象が6コスト以下と限定されてしまっているため、強力な《凄惨なる牙 パラノーマル》を呼び出せないのが痛い。また、シールド表向きで置かれた場合の能力を使いたいならば《驚異的陣形 アレキサンドライト》《守護大帝 ストーンゴルド》によって直接シールドゾーンに置いたほうが早い。

よって、《全力艦長 イカリ》《万里の超常 ボンバルディア4000》といったcip能力シールド・ゴーを併せ持ったクリーチャーを活用していくことになるだろう。一応シールド・ゴーには味方を強化するカードが多い為、普通に並べるといった使い方でも悪くない。
コスト0でタップできる《シンクロ・シールド》の登場も、このカードにとっては追い風となるに違いない。

  • また「パリミラノ」とは、フランスの首都パリおよびイタリアの都市ミラノの事であろう。いずれも大きなファッションショーが開かられる都市として有名である。アウトレイジらしく「の」までがルビの範囲となっており、読む場合は「パリミラノイザナイ」と読む事になる。
  • フレーバーテキストではオラクルでありながらもファッションセンスによってアウトレイジにも目覚めたという希少な存在であることが語られている。しかし、教団内でも高い階位の「イザナイ」の立場であることやアウトレイジの性質やルーツなどから考えると、背景ストーリーの視点からこのクリーチャーを見た場合はオラクルとしてもアウトレイジとしても少なからず謎が残されている存在である。
    • フレーバーテキストでは「数少ない男」という表現がされていることから察するに、オラクルからアウトレイジの力を手に入れた複合クリーチャー自体は他にも少数存在していると思われる。
      • オラクルからアウトレイジに覚醒した人物としては他にも《紅き血の テスタ・ロッサ》が存在するが、《テスタ・ロッサ》はオラクルを失っているのでファッション・モンスターと異なって両種族を伏せ持っている訳ではない。また、《神豚 ブータンPOP》もファッション・モンスターと同様の種族構成だが、《ブータン》はアウトレイジが出自であることに加えてオラクルの力を手にしたのは第三者の介入が行われている。

フレーバーテキスト

  • DMR-12
    ファッション・モンスターは、オラクルでありながら、その型破りなセンスによってアウトレイジとなることのできた数少ない男である。

収録セット

参考