《チョコっとハウス》
マナブーストできるジョーカーズは《パーリ騎士》に続いて2体目となるが、このクリーチャーはアタックトリガーで手札の1枚をマナにする。 能力が強制なので、何度も攻撃すれば手札が枯渇してしまう点に注意。もっとも、【ジョーカーズ】は《ヘルコプ太》、《ガヨウ神》、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》などドローソースが豊富にあるので、そこまでの欠点ではない。 一度マナブーストしたらこのカードが除去されても増えたマナが残るので、除去の豊富なデッキ相手の初動には《ヤッタレマン》よりもこちらを優先したい。 また、無色であるがゆえに入るデッキの文明を選ばない点も優秀。《パーリ騎士》と違い、あらかじめ墓地を用意する必要もないため、クリーチャーが必要なデッキではチャージャーより優先できるかもしれない。 ただし、マナを増やすためには攻撃しなければならない点から、コントロールにはやや不向きである。多少なりともビートダウンに投入することになるだろう。 登場当初は2コストジョーカーズとしては、クリーチャーを連打するのに都合が良い《ヤッタレマン》が優先されたが、こちらもテンプレパーツとして使われていた。もっとも、2コストジョーカーズのカードプールが当時かなり貧弱で、渋々使われていたのが実情であった。後に《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の殿堂入りによって、手札消費の激しいこのカードは【ジョーカーズ】の候補パーツから脱落した。 双極篇に入ると、こちらと同じく2コストでブーストできる《タイク・タイソンズ》が登場。こちらのように何度もブーストはできないが、あちらは手札損失が必要ない点が優れている。《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の殿堂入りによって無色だけでデッキを組む意義が無くなったこともあり、ブーストしたい場合は自然を多少入れた上であちらが優先されている。 王道篇では《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の殿堂解除とともに実用的な無色のコスト2初動枠がクリーチャー側に付いた《ネフェルカーネン/タイム・ストップン》が登場した。しかも約1ヶ月にはコスト1無色ジョーカーズで優秀なコスト踏み倒しメタの《ベイビーポンの助》が登場するため、もし攻撃制限や能力が使い捨てであることが気にならないなら、実質13枚目以降である。
関連カード
フレーバーテキスト
収録セット
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