《エンゲージ・チャージャー》
エンゲージ・チャージャー C 闇文明 (3) |
呪文 |
自分の山札の上から1枚目をシールド化する。 |
次の自分のターン開始時、自分のシールド1つを墓地に置く。 |
チャージャー |
DMPP-19で登場した闇のチャージャー呪文。
デュエル・マスターズ プレイスのゲームオリジナルカード。
山札からシールドを1枚増やすかわりに、次の自ターンの初めには1枚墓地に置く。
自分のターンに唱えれば、次の相手のターンの1打点を一時的に凌ぐことができる。しかし、次の自分のターンには増やした分シールド焼却が発動するため、純粋なシールド追加にはならない。
シールドゾーンを経由する時間差の墓地肥やしとなり、タイムラグはあるものの小規模な《ボーンおどり・チャージャー》の役割を果たすカードとしても捉えられる。
ブレイクでシールドをすべて失わない限り墓地肥やしは確約されており、またチャージャーでもある事からとりあえず手打ちしても損失にはなりづらい。
序盤でも《ウェディング・ゲート》の手打ちや闇エンジェル・コマンドのコスト帯に到達するためのマナ加速を行いつつ、運は絡むが墓地にコマンドが送られれば《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》の補助にもなる。
他にも、《アシガ・ルピア》のような、シールドが離れた時に発動する能力と組み合わせたコンボパーツとしても運用が考えられる。
登場時点の環境に多い《デュエマの鬼!キクチ師範代》には注意が必要。シールド追加が行われず、デメリットであるシールド焼却のみが適用される。
再録でNew Divisionでも《ボーンおどり・チャージャー》は使用可能なため、相手の《キクチ師範代》を意識したり、はたまた【ウェディング・ゲート】で《キクチ師範代》を採用する場合には、《ボーンおどり・チャージャー》を優先する選択肢もありうる。
DMPP-23のNew Divisionでは《爆霊魔 タイガニトロ》のように(準)黒単で5マナに到達させる重要性が高くなり、《ボーンおどり・チャージャー》を4枚積みした上で《エンゲージ・チャージャー》も2〜4枚積みされていることが目立つ。
- 当たり前だが、相手が追加したシールドをブレイクしても、《エンゲージ・チャージャー》のデメリットは消去されない。《怒流牙 サイゾウミスト》などと同じく、シールドが1つでも残っている限り、シールドを元に戻す作用が働く。
- 闇エンジェル・コマンドらとは相性がよく、実質2コストでシールドを追加できるので闇エンジェル・コマンドの能力発動のために墓地に送るシールドを比較的手軽に確保できる。
- ただし追加したターン中にコストに使ってしまわなければ次のターンで増やしたシールドを失うため、猶予はあまりない。
単純にシールドを増やすのであれば光をタッチするなどして《盾神来光》等を採用するほうが確実なので、基本的にこのカードの利点は「闇単色の3コストチャージャーの能力で山札からシールドを追加できる」という独自性にあると言える。
- 「エンゲージ(engage)」は「従事する、引き込む、交戦する」などの意味を持つ英単語。
闇エンジェル・コマンドのサポートカードであることを加味すると、この場合は「婚約させる」の意味合いで付けられていると思われる。
ウェディング用語としてはエンゲージ・リングの形で用いられている。
関連カード
収録セット
参考