《ゴースト・パイレーツ》 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

《ゴースト・パイレーツ》

DMR-22で登場した水/闇の呪文。

大型S・トリガー呪文の例に漏れず、豪快な除去効果を持つ。
パワー8000以下のクリーチャー2体をどかすだけでなく、単体でもパワー16000以内の大型クリーチャーまでが射程に入っているため非常にユーティリティ。

おまけにパワー低下による除去のため、定番の破壊耐性持ちである《光器パーフェクト・マドンナ》や《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》をも溶かすことができる。除去カードとしての安定感は特筆に値するだろう。

解除持ちのサイキック・クリーチャーにも効果的。大概が16000の射程に入っていることに加え解除後も−8000に耐え切れずそのまま場を離れることになるためである。

このように強力なスペックであったが、1体除去することだけを考えれば上位互換スペックになりかねない《テック団の波壊Go！》の登場によって一気に活躍の場を奪われた。あちらは全体除去も強力であり、それまで以上にある程度の大型を2体処理できる点で差別化する必要に追われるに至った。

• 革命ファイナルカップエリア代表決定戦中部大会ベスト4に輝いた「謎帥ループ」には大会が開催された2016年12月18日の2日前にあたるDMR-23発売日に《テック団の波壊Go！》が登場したにもかかわらず、《テック団の波壊Go！》が不採用となりこちらが3枚積まれている。

• 十王篇環境では【バーンメアジョーカーズ】対策として利用されるケースも稀に見られるようになった。というのも、《エモG》や《バーンメア・ザ・シルバー》は6コストであり《テック団の波壊Go！》の全体バウンスでは対処できない上に、パワー低下とバウンスが悉く両者が収まる範囲内であるためである。また、採用されていることが相手に知られていなければ《奇天烈 シャッフ》のロック避けにもなる上に、いっそ《テック団の波壊Go！》と両採用することで防御札のコストの数字を散らすことになりロックされるリスクを分散させることができるのである。

• 似たようなスペックの《無法のレイジクリスタル》とは文明の違いはあるため一概に比較はできないが、こちらの方が強力な場面は多いかもしれない。先述の通り、こちらは相手の場にパワー8000以下のクリーチャーが2体いればその両方を処理する事ができる。触れる事のできるパワーの範囲も広い。

• 効果は両方強制な点は注意。
  • バトルゾーンに相手の《熱血星龍 ガイギンガ》または《シン・ガイギンガ》が1体しかいない時は、パワー低下とバウンスで2度選ばなければならないため、追加ターンが2度発動させてしまうことになる。

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-28で実装。

バウンスとパワー低下の順番が逆になり、バウンスの対象がパワー8000以上に変更された。
TCG版とは使い勝手が違い、まさに水/闇版の《無法のレイジクリスタル》というべき内容になっている。

• 効果の順番が変わったのは、パワー低下によってバウンスの対象に選べなくなり、結果1体も除去できないという事態を防ぐためだろう。しかし、TCG版で可能であった8000以下のクリーチャーを2体除去することが出来なくなったのは痛いところか。

• デュエプレでは2枚目となる「水/闇の多色S・トリガー」のカード。[1]

サイクル

DMR-22に収録されたコスト6以上の多色S・トリガー呪文。光/水には代わりに《賢者の紋章》が収録されている。

• 《ゴースト・パイレーツ》
• 《蒼龍の大地》
• 《神聖で新生な霊樹》
• 《パペット・ナイト》

関連カード

• 《無法のレイジクリスタル》

フレーバーテキスト

• DMPP-28
  その存在に、恐れおののけ。

収録セット

デュエル・マスターズ

• illus.Hisanobu Kometani
  • DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」

デュエル・マスターズ プレイス

• illus.Hisanobu Kometani
  • DMPP-28 「蒼剣革命 -CHANGE THE FIELD-」

参考

• S・トリガー
• パワー低下
• 火力
• バウンス