《ドツキ
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ドツキ万次郎 P 無色[ジョーカーズ] (4) |
クリーチャー:ジョーカーズ 2000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のタップしているクリーチャーを1体選び、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。 |
cipでタップされた相手クリーチャーを1体山札送りにする能力を持つ。
タップされているという条件付きとはいえ、文明に縛られずに使える山札送りが魅力。タップされている状態ならどんな切り札カードもたった4マナで葬ることができるのは超強力。召喚酔いのないスピードアタッカーや進化クリーチャー、出た時点で必然的にタップされている侵略・革命チェンジ持ちなどに良く刺さる。
能力の強さの割りにコストがさほど高くない点も魅力。登場時期の関係もあるが、《ジェットパンチ・ドラグーン》辺りと見比べるとコストパフォーマンスの高さが良く分かるだろう。
新章デュエル・マスターズ期の環境では当然ながらジョーカーズデッキで出番を貰っているが、必ずしもこのカードが入る構築になるとは限らない。
《百族の長 プチョヘンザ》のメタとして考えても、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》で増えた手札を活かして返しのターンに大量展開することでタップキルが追い付かないようにすることができ、このカードに頼らなくても《プチョヘンザ》を返すことは不可能ではない。
タップ状態からアンタップして攻撃を曲げる能力を持つメタリカに対しても有効。恐らくは対になっているDMSD-02を使う相手に対するメタカードとしての側面もあるのだろう。【白緑メタリカ】が環境上位に上がった頃には、このカードを採用した【ジョーカーズ】も結果を残した。コントロール型の【ジョーカーズ】に採用される《Dの牢閣 メメント守神宮》は遅効性だがタッパーでもあるためこのカードとシナジーを形成している。
ところが【ジョット・ガン・ジョラゴン】が成立すると、より腐りにくい《バイナラドア》に立場を譲るようになった。《ジョット・ガン・ジョラゴン》自体が4ターン目に無理なく召喚できて《バイナラドア》のcipをジョラゴン・ビッグ1で手軽に使えるため、軽さという利点が活きづらくなった。
超天篇の【赤緑ジョーカーズミッツァイル】ではマッハファイターと《BAKUOOON・ミッツァイル》による殴り返しでそれなりに盤面を処理することができ、そもそも積極的に1ショットキルするというコンセプト上除去がそれらに絞られていたため、役割を持つことができなかった。